シンパパ・シンママ、経済的に不安を抱えている方、
『高等職業訓練給付金』はご存じですか?
私はこの給付を得ながら、国家資格を取得しました。
手に職つけて、給付金もゲットできちゃう高等職業訓練給付金制度についてご紹介します。
高等職業訓練給付金制度とは
高等職業訓練促進給付金とは
「高等職業訓練促進給付金」は、ひとり親家庭の親が就職に有利な資格を取得するために養成機関で修業する期間中の生活費を支援する制度です。この制度は、母子及び父子並びに寡婦福祉法に基づき、こども家庭庁が実施しています。
制度の概要
対象者
以下の要件をすべて満たすひとり親の方が対象です:
- 児童扶養手当の支給を受けているか、または同等の所得水準にあること(例:お子さんが1人の場合、年収385万円未満)
- 養成機関において6か月以上のカリキュラムを修業し、対象資格の取得が見込まれること
- 仕事または育児と修業の両立が困難であると認められること
対象資格
就職に有利となる資格で、養成機関において6か月以上修業するものが対象です。例として以下の資格が挙げられます:
- 看護師、准看護師、保育士、介護福祉士、理学療法士、作業療法士、調理師、製菓衛生師などの国家資格
- シスコシステムズ認定資格、LPI認定資格などのデジタル分野等の民間資格
支給内容
- 訓練期間中の給付金:
- 月額10万円(住民税非課税世帯)
- 月額70,500円(住民税課税世帯)
- 訓練期間の最後の1年間は、月額4万円を加算
- 修了支援給付金:
- 5万円(住民税非課税世帯)
- 25,000円(住民税課税世帯)
※給付金の支給期間は、最大で4年間です。
申請方法
お住まいの市区町村の福祉担当窓口(例:子育て支援課、福祉課)で申請を受け付けています。申請には以下の書類が必要です:
- 所得証明書
- 住民票
- 申請書
- 訓練機関の入学証明書など
詳細な手続きや必要書類については、お住まいの自治体の窓口にお問い合わせください。
注意点
- 給付金は、1人につき1回限りの支給となります。
- 訓練修了後の支援給付金は、修了日から30日以内に申請が必要です。
- 予算の上限に達した場合、申請が受理されないことがあります。

私はこの制度を利用して
社会福祉士の資格を取得し、契約社員から転職、
正社員として働くことができ収入が倍近くあがりました。
給付を受けていたのは1年半。毎月10万円、最後の半年は15万円。
合わせて雇用保険の「教育訓練給付金」も利用。学費の70%(60%支給。
学校修了の年に試験に合格し資格を取得すると+10%)が戻ってきたので
学費も半額以下に。
教育訓練給付金とは
教育訓練給付金(きょういくくんれんきゅうふきん)とは、厚生労働省が実施している制度で、働く人のスキルアップや再就職を支援するために、対象となる講座を受講した際に、受講料の一部を国が支給するものです。大きく分けて以下の3つの種類があります。
1. 一般教育訓練給付金
- 対象者: 雇用保険に一定期間以上加入している人(原則として、支給要件期間が3年以上※)
- 給付額: 受講費用の20%(上限10万円)
- 対象講座: パソコンスキル、簿記、英語、通信教育など、比較的広範な内容
2. 特定一般教育訓練給付金
- 対象者: 上記と同様、雇用保険の加入実績が必要(※1年以上でOK)
- 給付額: 受講費用の40%(上限20万円)
- 対象講座: より専門的・実務的なスキルを習得するための講座(例:介護福祉士、医療事務、保育士など)
3. 専門実践教育訓練給付金
- 対象者: 雇用保険の加入期間が2年以上(※初回利用時は2年)
- 給付額: 受講費用の最大70%(年間上限56万円、最長3年間で最大168万円)
- 対象講座: 資格取得や再就職に直結する専門学校や大学、職業訓練校(例:看護師、保育士、ITエンジニア養成コースなど)
利用の流れ(共通)
- 厚生労働省指定の講座を選ぶ
- ハローワークで「受給資格の確認」を行う
- 講座を受講・修了
- 修了後、ハローワークに申請して給付金を受け取る
注意点
- 事前申請が必要(特に専門実践は厳格)
- 対象講座でないと給付されない
- 一定の成績や出席率を満たさないと支給されないこともある

私の場合、通信教育で資格取得したので
スクーリング(授業)には1年半のうち3回(2日間×3回)出席、
ほかは自宅で勉強し、課題提出で出席となりました。
このとき仕事もしていたので
給料と給付金、児童扶養手当、養育費をもらって生計を立てていました。
手に職を目指し、給付金を受けとろう!
高等職業訓練給付金と教育訓練給付金についてご紹介しました。
手に職を得るために資格取得を目指しながら給付を受けることができ
授業料も安くなる制度なので使わない手はありません。
しかも通信教育で資格取得をめざすなら
自宅で勉強でき、学校に通う回数が少ないので
仕事をしながら(収入が高い場合、この制度を受けられないことがありますが)
子育てをしながら
給付も受け
資格を取得できます。
収入アップや手に職をつけて経済的安定を目指すシンパパ・シンママのみなさん
ぜひご検討ください!
と、いうわけで、
明日もまた、楽しくいきます!!よろしく!
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