シンパパ・シンママのみなさん
今日もゆるゆる~といきましょー。
今回はリフレーミングについて紹介します!
見方を変えれば生きやすくなる!はず!
リフレーミングとは
リフレーミングとは物事を認知する枠組みを捉え直すこと
リ・フレーミング。
別の視点で、別の捉え方をすることで
こどもも親ももっと心軽やかに。
今回はとくにこどもに対する捉え方の枠をリフレーミングしていきましょう!
“性格・行動”編
「うちの子、大丈夫かしら?」と親は心配がつきないもの。
まずは、こどもの性格や行動に対するリフレーミングから見ていきましょう!
マイペース➡丁寧
準備や片付けが遅くイライラ・・・
わかります。私もそう。
そんなときは叱るのではなく、認める声かけをしてから
次の行動を考えさせるようにしましょう。
例)

はやく片付けして!いつまでやってるの!
リフレーミング↓

丁寧におもちゃ並べたね。次はなにを片づける?
飽きっぽい➡見極めが早い
何をやっても飽きっぽくて長続きしない子は
見方を変えれば、好奇心旺盛!チャレンジ精神旺盛!
自分に合っていないことを見極める判断力があることに着目しましょう。
チャレンジ精神を失わないような声かけがポイント。
例)

飽きっぽいな。根性が足りん!
リフレーミング↓

自分に合ってないと見極めることは大事だね。
今度は○○してみたらどう?
孤立しがち➡他人に流されない
いつも一人で遊んでいる子を見ると
親は心配になりますよね。
でも、その子にはその子のペースがあるのです。
大切なのは、ひとりでいるという選択をしたことその子自身を認めてあげること。
例)

自分から話しかけないと、友達できないよ!
リフレーミング↓

他人に流されずに自分のペースを大事にするあなたは
とても素敵だと思うよ。
意地っ張り➡意志が強い
意地っ張りでわがままと、つい捉えがちですが
我を通すのはその子の強さであるということを認めてあげましょう。
その子にとって譲れないものとは何なのかを知ろうとすることが大切です。
例)

わがまま言わないの!みんなに嫌われるよ!
リフレーミング↓

やりたいことを主張できるのは○○ちゃんの良さだね!
次は○○してみるのはどう?
うるさい➡パワフル
大声を出したり走り回ったり
ついつい叱ってしまいます。
静かにしなければいけない場面以外は、元気があると認めましょう。
例)

うるさい!そんな元気があるなら勉強しなさい!
リフレーミング↓

元気だね!そのパワーで○○してみたらどうかな?
ごまかす➡言い出せない
ごまかす、うそをつく、ズルをするなどの行動は
確かに褒められたものではありません。
しかし、まずは認めることから。
ごまかそうとするのは、怒られるのを回避するため。
怒られる=注意されることをしている
と、自覚はしているんですよね。こどもも。
怒られないよ、という安心感がないと、ごまかす行動は減りません。
褒めるわけではなくとも、まずは認める声かけをしてみてください。
例)

宿題本当にやったの?嘘ついてない?
リフレーミング↓

宿題、これからやろうとしているところなんだね。
“発言”編
こどもの発言をきいて、「なんでそんなこと言うの?」と怒ったり
ぎゃくに「なんで何も言わないの?」とイライラしたりすること、ありませんか?
続いては、発言に関するリフレーミングです。
意見を言えない➡協調性がある
何がしたい?どうしたい?
と聞かれてもなかなか自分の言えない子もいます。
親は心配になりますよね。
それはみんなのことを考えて自分のことは後回しにしているとも言えます。
例えば学校なら、3人で考えてみる?などと提案できますが、
自宅ではそうはいきませんよね。
そんなときはいくつか選択肢を与えて選んでもらったり
一緒に考えてあげると良いでしょう。
例)

自分の意見言えないの?どうしたいの?
リフレーミング↓

みんなのことを考えてくれてるんだね。じゃ、〇と△どっちがいい?
一緒に考えてみる?
命令口調➡リーダー性がある
「○○持ってきて!」「△△して!」と、命令口調の子がいます。
頭ごなしに叱るのではなく、相手のことを考える場を設けてみましょう。
例)

命令しないで、自分でやるんだよ!
リフレーミング↓

同じように○○ちゃんが言われたらどんな気持ち?
言葉がきつい➡正義感が強い
「ダメでしょ!」「いったとおりにしないからこうなるんだよ。」
と、大人のような口調で友達に叱る子がいます。
ときにトラブルになるかもしれません。
それは、自分が「正しい」と思ったことをそのまま口にする
正義感の現れです。
言葉の使い方を否定的から肯定的なコトバで伝えられるといいですね。
大人が見本を示すことも大事。
例)

そんなキツイ言い方したらだめだよ。
リフレーミング↓

「○○はダメ」じゃなくて「△△できたら良かったね」
と伝えられるとわかりやすいと思うよ。
茶化す➡みんなを楽しませたい
余計なことを言って周囲を笑わせるのが好きな子です。
動画に突っ込みを入れたり、友達を茶化したり・・・
茶化しに含まれた学びにつながる要素に着目してみましょう!
例)

(動画やテレビなど)静かに見たい人もいるのよ!
リフレーミング↓

いいところに気が付いたね!
すぐに感情的になる➡一生懸命想いを伝えようとする
意見がぶつかったときなど、すぐに感情的になる子もいますよね。
友達とのトラブルになることもあるかもしれません。
大人もこどもも、対人関係の中で一生懸命コミュニケーションを学んでいる途中です。
熱い想いをまずは受け止めましょう。
例)

いい加減にしなさい!そんな怒ってばかりだから
みんなあなたの話を聞いてくれないのよ!
リフレーミング↓

○○ちゃんの気持ちは、伝わってきたよ。
自分の気持ちを伝えようと一生懸命なのね。
“勉強”編
授業参観や家での宿題の時間など、勉強においても叱りたくなったり、心配になったり
と、心穏やかではいられないこともあると思います。
そんな勉強でのリフレーミングです。
指示に従わない➡探求意欲旺盛
指示に従わず、自分が気になることばかりしてしまって集中できない。
大人でもそういう人いますよね・・・
そういう人は探求心が旺盛なんだと捉えましょう。
例)

宿題はやったの!?今は宿題をやる時間でしょ!
リフレーミング↓

絵をかいていたのね。上手にかけたね!これはどう?(宿題に誘導)できそう?
つまらなそう➡自分と対話している
授業中ぼーっとして、つまらなそうにしていたら、ちゃんと授業を聞いているのか心配になりますよね。
うちの子もそうです・・・
そういう子は頭の中で自分と会話しているのかも。
例)

いつもつまらなそうね。やる気ないの?
リフレーミング↓

心で勉強と向き合い、楽しんでいるのね。
人の話を聞いていない➡自分の学びに没頭できる
まさに先生の話をきいていないということも。
授業中、絵をかいていたり。

うちの子は授業参観のとき、自分の発表が終わると、せっせと絵本製作してました。
帰ってくるなり見せてくれました。裏表紙には小さく「ポプラ社」の文字。おもわず笑いましたw
そういう子は、自分の学びに没頭できるのが強みと言えます。
例)

友達が発表しているときは、きちんと聞かないとダメでしょ!
リフレーミング↓

得意の絵本を作っていたのね。自分で学ぼうとすることは大事だよ。
友達の発表も聞けたらもっと素晴らしいよ!
計算ミスが多い➡早く解こうと意欲的
計算ができないわけではないのに、計算ミスが多い。
そういう子は、早く解こうと頑張っているのです。
人の尺度は人それぞれです。何に重きを置いているのかによって違います。
例)

早く解いても、当たってないと意味ないよ。
リフレーミング↓

早く解けるのはあなたの強みだね!
余った時間で見直ししてみようか。
ノートの字が汚い➡要点をつかんでいる
ノートの字が汚い子もいます。
大切なことはノートを丁寧にとることではなく
理解すること、覚えておくこと。自分がみてわかる、思い出せるなら、それでOK。
ノートに書いてある中身が大切です。
例)

字をもっときれいに書きなさい!とめ、はね、はらい!
リフレーミング↓

あの言葉をノートに書いておくと、あとで思い出せるね。
こどもに対するリフレーミングのポイント
「そんなふうに言えないよー」「叱ることも必要じゃない?」
と思った方もいるのではないでしょうか?
リフレーミングは、慣れるまで親も練習が必要です。
叱ることももちろん大事ですが、まずはその子自身を受け止めること。
自分は認められている存在と感じることで親との信頼関係を築き
親がこどもにとって安全基地になると
こどもは自信をもっていろいろなことにチャレンジできるようになります。
また、リフレーミングは、親にとっても心穏やかに過ごせる助けになります。
叱ることもエネルギーを使いますよね。
イライラとの付き合い方は、
こちらの記事を参考にしてください↓
リフレーミング、できることから少しずつ練習してみてください。
こどもの捉え方、自分の価値観を別な見方で捉える練習をして
シンパパ・シンママのみなさんとおこさんが
少しでも心穏やかに、前向きに過ごせますように!
と、いうわけで、
明日もまた、楽しく生きます!!よろしく!
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