「お互いにこどもがいるけれど、再婚して家族になりたい」
そんな思いを抱いている方もいるのではないでしょうか。
子連れ同士の再婚は、好きな人と一緒に暮らせる喜びがある一方で、
- お互いのこどもが仲良くできる?
- 新しい家族としてうまくやっていける?
- こどもに無理をさせないだろうか?
- しつけや教育方針はどうする?
- こども同士を平等に扱える?
など、不安もたくさんあります。
子連れの再婚によってできる家族は「ステップファミリー」と呼ばれます。
最初から「普通の家族になろう」とするのではなく、それぞれの関係を少しずつ築いていくことが大切です。
この記事では、子連れ同士で再婚するときに知っておきたいことと、こどもの心を守りながら新しい家族をつくっていくためのポイントを紹介します。
子連れ同士の再婚は難しい?
結論から言えば、子連れ同士の再婚だから「うまくいかない」ということではありません。
ただし、夫婦だけの再婚とは違い、こどもを含めた家族全体の関係を考える必要があります。
たとえば、
「夫婦は大好きだけど、こども同士がうまくいかない」
「継親とこどもの距離感が難しい」
「こどもに『新しい家族を受け入れて』と求めすぎてしまう」
といったことが起こる可能性があります。
厚生労働省の資料でも、ステップファミリーは家族関係が複雑だから問題が起こりやすいと単純に考えるのではなく、親子や夫婦が話し合いながら一つずつ問題を解決していくことが重要だとされています。
つまり、「仲良し家族を最初から目指さない」ことも、子連れ再婚をうまく進めるための大切な考え方です。
子連れ同士で再婚するときに大切な7つのこと
こどもの気持ちを最優先にする
大人にとっては、
「大好きな人と一緒になりたい」
「これから幸せになりたい」
という前向きな気持ちがあります。
でも、こどもにとっては、
「今までの生活が変わってしまう」
「知らない人と暮らすことになる」
「自分の居場所がなくなるかもしれない」
という不安を感じることがあります。
だからこそ、
「再婚するんだから喜んでくれるはず」
と決めつけないことが大切です。
こどもが戸惑ったり、反対したりしても、それは親を困らせたいからではありません。
大切なものが変わってしまうことへの不安なのかもしれません。
「どう思っている?」
「心配なことはある?」
と、こどもの気持ちを聞いてあげましょう。
こども同士を無理に仲良くさせない
子連れ同士の再婚では、こども同士が同じ家で暮らすことになります。
だからといって、
「兄弟になるんだから仲良くしなさい」
「一緒に遊びなさい」
と無理に距離を縮める必要はありません。
こどもにも相性があります。
大人同士が仲良くても、こども同士まで親友のようになるとは限りません。
まずは、
「同じ家で安心して過ごせる関係」
を目指してみましょう。
一緒に遊ぶことよりも、
「嫌なことをされたら嫌と言える」
「一人になりたいときは一人になれる」
「それぞれの持ち物や時間を大切にする」
という環境のほうが重要です。
継親がいきなり「親」になろうとしない
子連れ再婚で難しいことの一つが、継親とこどもの関係です。
再婚したからといって、翌日から親子になれるわけではありません。
「今日からお父さん・お母さんだよ」
と関係を急に変えるより、
まずは一人の大人として信頼関係を築いていく
という考え方がおすすめです。
一緒に食事をする。
話をする。
困ったときに助ける。
学校や趣味の話を聞く。
そんな小さな積み重ねから、少しずつ関係が変わっていきます。
しつけやルールを事前に話し合う
子連れ同士の再婚では、こどもへの接し方について夫婦間で意見が違うことがあります。
例えば、
「ゲームは1日1時間」
「門限は18時」
「宿題をしてから遊ぶ」
など、それぞれの家庭でルールが違うこともあります。
再婚してから、
「なんでうちの子だけ怒られるの?」
「そっちは甘すぎる」
という問題にならないよう、事前に話し合っておきましょう。
特に大切なのは、実親と継親のどちらがどこまで注意・しつけをするのかを決めておくこと。
最初からすべてを統一する必要はありません。
こどもの年齢や性格に合わせて、少しずつ家族のルールを作っていけば大丈夫です。
「平等」より「公平」を意識する
子連れ同士の再婚では、
「こどもたちを平等に扱わなければ」
と頑張りすぎることがあります。
でも、年齢や性格、必要としているサポートは一人ひとり違います。
例えば、
「上の子にはスマートフォンを持たせているけれど、下の子にはまだ持たせない」
ということがあっても、それだけで不公平とは限りません。
大切なのは、
一人ひとりが『自分も大切にされている』と感じられること。
同じものを与えることだけが愛情ではありません。
元配偶者との関係も整理しておく
子連れ再婚では、こどものもう一方の親との関係が続く場合があります。
面会交流や連絡、学校行事など、再婚後も関わる場面が出てくることがあります。
そのため、
「再婚したら元配偶者とは一切関係をなくす」
と簡単に考えるのではなく、
こどもにとって必要な親子関係をどう維持するのか
を考えておくことが大切です。
こどもの前で元配偶者の悪口を言ったり、こどもに親同士の問題を背負わせたりすることは避けたいものです。
「大人同士の問題」と「こどもと親との関係」は分けて考えるようにしましょう。
「家族になるまで時間がかかる」と知っておく
子連れ同士の再婚で、最も大切にしてほしいのがこれです。
家族は、結婚した日から完成するものではありません。
一緒に暮らして、
一緒に食事をして、
喧嘩をして、
仲直りをして、
何気ない日常を積み重ねていく。
その中で少しずつ「家族」になっていきます。
「再婚したのだから、みんな仲良くしなければ」
と焦らなくても大丈夫です。
家族になるスピードは、一人ひとり違います。
子連れ同士の再婚で避けたいこと
ここでは、特に注意したいことをまとめます。
「今日から家族なんだから」と言う
こどもにとっては、結婚した瞬間に家族への気持ちが変わるわけではありません。
「家族なんだから仲良くしなさい」
ではなく、
「これから少しずつ一緒に暮らしていこうね」
くらいの気持ちでいたほうが、こどもも安心しやすくなります。
こどもに「お父さん」「お母さん」と呼ばせる
継親の呼び方も、こどもに任せていいでしょう。
名前で呼ぶのか、ニックネームにするのか、親として呼ぶのか。
こども自身が安心できる呼び方を選べるようにしてあげましょう。
「実子と同じように愛して」と求める
継親に、
「結婚したんだから自分の子と同じように愛して」
と無理に求める必要はありません。
愛情は命令されて生まれるものではなく、日々の関わりの中で育っていくものだからです。
夫婦だけで我慢する
子連れ再婚では、こどものために夫婦が我慢し続けることもあります。
でも、夫婦関係が悪化すると家庭全体が苦しくなってしまいます。
こどものことだけではなく、
「夫婦としてどう暮らしたいか」
も大切にしてください。
子連れ同士の再婚で大切なのは「家族の形」より「安心」
ステップファミリーには、決まった正解がありません。
実親、継親、こども同士。
それぞれの関係が違うからこそ、家庭ごとに心地よい形を探していく必要があります。
厚生労働省の資料でも、ステップファミリーには血縁関係のない親子関係が存在する一方、話し合いながら問題を解決し、強い絆を築いている家族も多く存在するとされています。
「本当の家族にならなければ」
「みんなで仲良くしなければ」
と頑張りすぎなくても大丈夫です。
まずは、
「この家にいていい」
「自分は大切にされている」
と、こどもが感じられること。
それが、新しい家族をつくっていくための土台になります。
まとめ|子連れ同士の再婚は、ゆっくり家族になればいい
子連れ同士の再婚は、夫婦二人だけの問題ではありません。
こどもたちにも、それぞれの気持ちやこれまでの生活があります。
だからこそ、
- こどもの気持ちを急かさない
- こども同士を無理に仲良くさせない
- 継親が急に親になろうとしない
- ルールやしつけを夫婦で話し合う
- 平等ではなく公平を意識する
- 元配偶者との関係を整理しておく
- 家族になるまで時間がかかると知っておく
ことを大切にしてみてください。
再婚した日が「家族の完成日」ではありません。
そこから始まる毎日の中で、少しずつ家族になっていけばいいのです。
「幸せな家族にならなければ」と頑張りすぎなくても大丈夫。
あなたたち家族にしかない、無理のない家族の形を探していきましょう。
ステップファミリーに関する記事は↓


と、いうことで、
明日もまた、楽しく生きます!よろしく!!


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