離婚をすることになったとき、こどもへどう伝えたらいいのか、いつ伝えるか、悩みますよね。
離婚をすることのこどもへの伝え方についていくつか知っておいて欲しいことをお伝えします!
年齢別、こどもへの離婚の伝え方
未就学児~小学校低学年
この時期はまだ「離婚」の意味が理解できないかも。
離婚の意味や原因を説明するのではなく、(きかれたらわかるように答えてあげましょう)
両親が一緒に暮らせなくなったという事実のみを伝えましょう。
わかりやすいよう簡潔に伝えることを意識すると伝わりやすいです。
小学校高学年~中学生
おおむね10歳以上になれば、裁判で親権者を決める際にこどもの意見も尊重されます。
そのくらい、自分の意志で自分の環境を選択できる歳ということ。
こどもにとっては両親とも大切な親です。
どちらと一緒に生活するのかゆだねるのは酷だと感じるかもしれませんが、
こどもの意見を尊重し、決して親の意見を押し付けないようにしましょう。
高校生
思春期を迎えるこの年ごろはただでさえナイーブになる時期です。
両親の離婚が精神的に与えるダメージは少なくありません。
受験や進路決定など、こども自身にも悩みは尽きない時期です。
ただ、だからと言って言うタイミングを失い、両親の不和を感じながらもどうなるかわからないという不安をこどもに与え続けるのも負担になります。
言うタイミングを図りたくなる時期かとは思いますが、現状を正直に話すことが大切です。
20歳以上
ひとりの人間として自己実現していく時期です。
自分のことも両親のことも客観的に見えてくるようになり、親も自分もひとりの人間として捉えるようになります。親の思う人生を歩んでほしいと望んでくれるはずです。
いくつになっても、親と子であることに変わりありません。
信頼関係が崩れないよう、事実を包み隠さず話しましょう。
こどもに伝えたいこと
離婚しても、変わらず愛しているということ
例え一方に離婚の原因があったとしても、こどもにとって親に変わりありません。
こどもの前で一方の親の悪口などを言うのはやめましょう。
どんなことがあっても、こどもは愛されて生まれてきた存在であること、
今も愛されていると感じられることがこどもの安心や自信につながります。
離婚の原因は決してこどものせいではないということ
夫婦間の不和は、こどもの精神に少なからず影響を与えます。
特に、こどもは、親のケンカを自分のせいだと思い込んだり、しつけなどの価値観の違いでケンカすると自分がいなければいいんだ、などと自分を責める場合があります。
離婚するのは決してあなたのせいじゃないということを伝えてあげて下さい。
こども一人一人に人権がある
こどもは親の所有物ではありません。
こどもであっても一人一人尊重されるべき権利があります。
小さいこどもは難しいことですが、
ある程度の年齢になり、
自分を追求する年頃になったこどもであれば、
そのことを認識し、
どんな境遇であっても自分の人生を自分で選択して生きていく権利があります。
ひとり親になれば、親子とも共依存になりやすく、親離れ、子離れが難しくなることもあるかも。
ですが、親には親の、こどもにはこどもの、一人一人の人生があるということを忘れないでください。
☆まとめ☆
離婚をこどもに伝えることはママ・パパにとっても辛いことだと思います。
ですが
こどもの年齢問わず共通して言えることは
決して嘘は言わず、事実をありのままに伝えてあげてることが大切ということ。
こどもが不満や愚痴のはけ口にならないよう、過去のことや経緯の説明はほどほどに、
現状と今後のことを伝えるようにしましょう。
こどもに伝えるタイミングは、ママが平常心で話ができるタイミングが一番だと思います。
私も離婚当時はこどもが1歳、自分も気持ちに余裕がなく、ちゃんと説明しないままに・・・
離れて暮らすようになって、
こどもがいろいろわかるようになってから伝えました。
ですが
離婚後も夫とは月1回の面会を続けていて
最後の面会の日、
私は最後とわかっていましたが
楽しそうに夫と過ごすこどもに
今日が最後と伝えることができませんでした。
自宅に帰ってきてからそのことをこどもに伝えると
幼いこどもが声を殺して
口だけ「パパ」と動かして泣いていたこと
今でも忘れられません。
きちんと伝えてあげればよかったと
後悔しました。
だから
これをよんでくれて
もし、伝えるかどうか悩んでいる方がいましたら
どうか、ご自身が後悔しない選択をしてほしい。
そう思っています。
ちょっとしんみりした話になってしまいましたが
こどもであっても
きちんと伝えれば
わかってくれるハズ。
あなたの気持ちを
正直に、ありのままに
伝えてあげてください。
と、いうことで、
明日もまた、楽しく生きます!よろしく!!
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