シンパパ・シンママのみなさん
特に思春期のこどものパパ・ママのみなさん
おこさんの“反抗期”
どうやって向き合ったらよいのか
頭を悩ませていませんか?
今回はそんなパパ・ママへ
反抗期のこどもとの向き合い方をお伝えします!
人間の発達段階
ドイツ出身の発達心理学者であるエリクソンは、人生を8つの連続する段階とした「8段階説」を提唱しました。
発達段階説は、人が生きていく際のおおよその普遍的な流れ、おおまかな目安です。
それぞれの年代で達成目標とされる発達課題があります。

【参考資料】
Manabihub【解説】専門家に聞くエリクソンの「発達段階」とは?~子供の心と身体の成長と親の見守り方~
反抗期って?
そもそも反抗期とはなぜ起こるのでしょう?
反抗期とは、こどもが親に対してが反抗的な態度をとるようになる発達段階の一つです。
自立のための第一歩として、成長の過程で多くのこどもが経験します。
反抗期には第一次反抗期と第二次反抗期があります。
第一次反抗期(イヤイヤ期)
年齢:2〜4歳頃
特徴:「イヤ!」が口ぐせ。なんでも自分でやりたがるけど、うまくできずに癇癪を起こすことも。
第二次反抗期
年齢:12〜18歳頃(個人差あり)
特徴:親や教師に口答えをしたり、話を聞かなくなったり。友達や恋愛、進路などが関わることも多い。
反抗期が起こる理由
反抗期が起こる理由は主に2つ。
自我の芽生え
成長する過程で自分の意見や感情を持ち始め、子ども扱いされたくない気持ちから反抗的な態度を示します。
思い通りにいかないストレス
伝えたいことや、やりたいことがあるけど
自分の力がまだ及ばず思い通りにいかない
そんなときのストレスが反抗となって現れることも理由の一つと考えられます。
自我の芽生えと、まだまだ経験不足のはざまでもがいている時期なんどと受け止めましょう。
反抗期の対応の仕方
では反抗期には、親はどのような態度をとったらよいのでしょうか。
感情的にならない
アンガーマネジメントの記事でもお伝えしたように
怒りの6秒ルールを思い出して
感情的にならないよう心がけましょう。
お互い感情的になると建設的な話ができません。
こどもの話を最後まで聞く
こどもの話をさえぎらず最後まで聞きましょう。
アドバイスするのではなく、受け止めることが大切。
きいてもらうことで、こども自身も何が言いたいのかどうしたいのか
整理することができます。
一貫した態度をとる
ルールや叱る基準をコロコロけてしまうと
こどもが何をしたらよいのか混乱することもあります。
できるだけ、叱る基準を決めたら、変えないように心がけましょう。
こどもを叱るのは、生命の危機、自傷他害、など最低限守らなければいけないときだけ。
基本的には、減らしたい行動に対しては注目しないことで
行動は減っていきます。
↓こちらの記事を参考にしてください。
信頼関係を築く
反抗期は自我が芽生えて自分を確立していこうとしている証拠。
指示や命令は控えて“対話”することが大切です。
たい‐わ【対話】 の解説
[名](スル)向かい合って話し合うこと。また、その話。
【引用】
対話(たいわ)とは? 意味・読み方・使い方をわかりやすく解説 – goo国語辞書
【対話と会話の違い】
項目 | 会話 | 対話 |
---|---|---|
目的 | 情報交換や雑談、気軽なコミュニケーション | 相手を理解したり、価値観を共有・深めること |
内容 | 日常的で軽め(天気、趣味、今日の出来事など) | 感情、考え、問題の本質など深い話題が多い |
時間 | 短時間で終わることが多い | 時間をかけてじっくり行うことが多い |
姿勢 | 話すこと自体を楽しむ | 相手を理解しようとする姿勢が大切 |
例 | 「今日は暑いね」「昨日テレビ見た?」 | 「どうしてそう思ったの?」「その気持ち、教えてくれてありがとう」 |
相手を理解しようとする“対話”を意識しましょう。
反抗期は成長の証
反抗期は大切な成長過程の一つです。
ずっと続くわけではない、と捉え
こどもの成長を喜べるといいですね。
ただ、反抗的な態度をとられるとムカつくのは
当然。人間的な当然の反応です。
そんな自分を責めずに、客観的に自分のこともこどものことも
見れるといいですね。
感情のコントロールを身に着け、こどもの成長を喜びましょう。
お互い、頑張りましょう!
と、いうわけで、
明日もまた、楽しく生きます!!よろしく!
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