みなさんには、苦手な人、いますか?苦手なこと、ありますか?
克服しようと頑張ったことはありますか?
わたしは、苦手なことに立ち向かう、そのこと自体が苦手です。
下の記事にも書いたように。
でも、この二人は違う。リサとミヒロは勇敢にも苦手に立ち向かい、見事克服する。
その姿に感銘を受けたので、この本を紹介したいと思います。
![]() | わたしの苦手なあの子 (ノベルズ・エクスプレス 35) [ 朝比奈 蓉子 ] 価格:1430円 |

ミヒロはリサが苦手だった。
夏休み「苦手なことを1つ克服しよう」との宿題が出される。
ミヒロが克服する対象として選んだのはリサ。転校生のリサ。誰とも仲良くなろうとしないリサ。
一方、リサが克服する対象としたのは「自分」。ありのままの自分。
リサが誰とも仲よくしようとしないのには、過去のトラウマがあった。
そんな自分を克服しようと決意した。
そして、苦手なリサを克服して仲良くなりたいと望むミヒロと協力して
最終的にはミヒロとリサは仲良くなり、リサもありのままの自分を受け入れるための大きな1歩を踏み出すことができたのだ。
その過程には人と人との出会いや、過去の経験、家族の絆などたくさんの要素が絡み合っている。
ミヒロと出会い、ミヒロの家族や友人との交流の中で、少しずつ絡まった糸がほぐれていったリサの勇気ある行動は、やがて家族の心も動かし、離れ離れになっていた両親との仲をも取り戻すことができた。
そうすることができたのは、二人の勇気ある行動と出会いのおかげ。
苦手なことに、堂々と真正面から立ち向かう二人の姿は勇敢だ。
心の内を包み隠さず打ち明けなければ、相手のことはわからないものだ。
二人は堂々と立ち向かうことで、心の内を打ち明けあい、中を深めていった。
だからこそ、出会いにも恵まれ、人生の先輩であるミヒロの祖父たちから助言をもらい
背中を押されて、1歩踏み出すことができたのだ。
ミヒロと祖父はリサにとって、一緒にいるだけで心のささくれが消えるような存在。
大人になった今、
最近そんな出会いがあっただろうか。
苦手を克服する勇気を持てているだろうか。
心の内を、誰かに打ち明けられているだろうか。
私は、誰かのささくれを消せるような存在だろうか、誰かをささくれ立たせてはいないだろうか。
二人の勇敢な姿が、夏の日の1コマが、清々しく、そして輝いて映った。
人との出会いに感謝して、勇気をもって自分を開き、相手を知ろうとすること。
苦手なことでも、誰かの協力を得ながらも立ち向かうことで、克服できるだけでなく、
その先に勇気や幸福の輪が波紋のように広がること。そしてそこには、誰かの心を動かす力があること。
二人をみて、忘れていたいろいろなこと、見て見ぬふりをして逃げてきたさまざまなことを再確認させられた思いだ。
この本との出会いに感謝する。
そして、この本を見つけた娘にも。
ちなみに、勇敢に見えるミヒロも実はのんびりやでおっちょこちょい、そんなキャラクターなのだが、
ミヒロにはミヒロの悩みがあって…
お父さんは交通事故で亡くなっているのだが、母には再婚を考えている相手がいる。
ある日、ミヒロとママは喧嘩する。
ミヒロが出した答えとは…!?
シンママ・シンパパのみなさんにも考えさせらることや、共感できるところがある本だと思うので、ぜひ手に取って読んでみてほしいです。
読みやすいし、話の展開もわかりやすい。こどもでも読める。だけどいろんな要素がある本。
ぜひ、この夏、親子で読んでみてほしい一冊です。
きっと、それぞれの視点から、いろんな感想が出てくるでしょう。
親子の会話の一つのきっかけになるかもしれません。
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と、いうわけで、
明日もまた、楽しく生きます!!よろしく!
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