「最近、夫婦喧嘩が増えた気がする」
「ちょっとしたことで言い合いになる」
「仲直りしたいのに、どちらも謝らない」
「このまま夫婦関係が悪くなってしまうのかな……」
夫婦喧嘩が増えると、喧嘩そのものよりも、「私たちはもううまくいかないのでは?」という不安を感じてしまいますよね。
でも、夫婦喧嘩があることだけで、夫婦関係が終わりというわけではありません。
大切なのは、喧嘩をしないことよりも、喧嘩のあとにどう向き合うかです。
内閣府も、夫婦が日々の気持ちや家事・育児について話し合うためのコミュニケーションツールを紹介しています。夫婦関係を良くしていくには、「気持ちを伝える」「生活について話し合う」といった日常的なコミュニケーションが大切です。
夫婦が本音で話せる魔法のシート 「○○家作戦会議」 | 内閣府男女共同参画局
この記事では、夫婦喧嘩が増えて仲直りできないときに、一度立ち止まって考えたいことを7つ紹介します。
夫婦喧嘩が増えた=夫婦関係が終わった、ではない
まず知っておきたいのは、
「夫婦喧嘩が増えた=愛情がなくなった」ではない
ということです。
結婚生活が長くなると、仕事、家事、育児、お金、親族関係など、二人で考えなければならないことが増えていきます。
付き合っていた頃には気にならなかった生活習慣の違いも、毎日一緒に暮らしていると気になることがあります。
「なんで私ばかりやっているの?」
「どうして言わなくても分かってくれないの?」
「いつも俺ばかり責められる」
そんな小さな不満が積み重なると、些細なことが喧嘩のきっかけになることもあります。
だからこそ、喧嘩の回数だけを見るのではなく、
「私たちは、何について喧嘩しているのか?」
を考えてみることが大切です。
仲直りできないときに考えたい7つのこと
本当に「喧嘩の原因」は目の前の出来事なのか
夫婦喧嘩では、目の前の出来事が本当の原因とは限りません。
例えば、
「洗い物をしてくれなかった」
という喧嘩の裏側に、
「いつも私ばかり頑張っている」
という不満が隠れていることがあります。
「帰りが遅い」
という喧嘩の裏側には、
「私やこどものことを大切にしてくれていない気がする」
という寂しさがあるかもしれません。
「スマホばかり見ている」
という不満の裏側には、
「もっと私の話を聞いてほしい」
という気持ちがあることもあります。
喧嘩が起きたときは、
「私は本当は何に傷ついたんだろう?」
と、自分の気持ちを一段深く掘り下げてみましょう。
「どちらが悪いか」を決めようとしていないか
夫婦喧嘩が長引くと、
「あなたが悪い」
「いや、あなたのほうが悪い」
という、犯人探しになってしまうことがあります。
でも、夫婦関係を良くするために必要なのは、必ずしも「どちらが100%悪いか」を決めることではありません。
たとえば、
「あなたが悪い!」
ではなく、
「私はあの言い方をされて悲しかった」
と伝えてみる。
「いつも何もしてくれない」
ではなく、
「家事を一人で抱えているように感じて、しんどかった」
と伝える。
相手を責める言葉を、自分の気持ちを伝える言葉に変えるだけでも、会話の雰囲気は変わります。
今すぐ仲直りしなくてもいい
「喧嘩したら、その日のうちに仲直りしなければ」
と思っていませんか?
もちろん、放置し続けることはおすすめできません。
ただし、二人とも感情が高ぶっている状態で話し合っても、さらに傷つけ合ってしまうことがあります。
そんなときは、
「今は冷静に話せそうにないから、少し時間を置こう」
と伝えるのも一つの方法です。
大切なのは、距離を置くことと、無視することを混同しないこと。
「もう知らない」
と相手を突き放すのではなく、
「落ち着いたら話したい」
と伝えておく。
それだけでも、「このまま関係が終わってしまうのでは」という不安を少し減らせます。
「謝る=負け」になっていないか
仲直りできない夫婦によくあるのが、
「自分から謝ったら負けだと思う」
という状態です。
でも、謝ることは必ずしも、
「全部あなたが正しいです」
という意味ではありません。
例えば、
「言い方がきつくなってごめん」
「傷つける言い方をしてしまってごめん」
という謝り方なら、相手の意見をすべて認める必要はありません。
「私はこう思っている。でも、言い方についてはごめんね」
という形でもいいのです。
夫婦喧嘩の仲直りで大切なのは、勝ち負けではなく、関係をこれ以上傷つけないことです。
「分かってほしい」だけになっていないか
夫婦だからこそ、
「これくらい分かってよ」
と思ってしまいますよね。
でも、残念ながら、夫婦であっても相手の気持ちをすべて理解することはできません。
「疲れているのに気づいてほしい」
「大変だったことを分かってほしい」
「本当は寂しかったことに気づいてほしい」
そう思ったときほど、少しだけ言葉にしてみましょう。
例えば、
「今日は仕事が大変で、帰ってきてから何もしたくなかった」
「本当はあなたに話を聞いてほしかった」
「最近、夫婦の時間がなくて寂しかった」
など。
察してもらうことを待つのではなく、自分の気持ちを伝える。
これは、夫婦関係を変えていくうえでとても大切な一歩です。
喧嘩の原因が「夫婦の仕組み」にないか考える
何度も同じことで喧嘩をしているなら、個人の性格だけではなく、夫婦の生活の仕組みそのものを見直す必要があるかもしれません。
例えば、
- 家事の分担が偏っている
- 育児の負担が一方に集中している
- お金についてルールがない
- 仕事と家庭のバランスが取れていない
- 夫婦で話す時間がない
- こどもの教育方針が違う
- お互いに疲れ切っている
などです。
「また喧嘩した」
で終わらせるのではなく、
「どうしたら、この喧嘩を繰り返さなくて済む?」
と考えてみましょう。
内閣府の「○○家作戦会議」でも、家事や育児を含めた生活について、夫婦で分担や協力の仕方を確認する方法が紹介されています。
「仲直り」より先に「本音」を見つける
仲直りできないとき、一番考えてほしいのがこれです。
「私は本当はどうしたいんだろう?」
です。
本当は、
「離婚したいわけじゃない」
「夫にもっと大切にしてほしい」
「妻に自分の気持ちも理解してほしい」
「こどものためにも仲良くしたい」
「もう一度、普通に笑って話したい」
と思っているのかもしれません。
怒っているときは、「許せない」という気持ちが前面に出ます。
でも、その奥には、
寂しさ、悲しさ、愛情、期待、分かってほしい気持ち
が隠れていることがあります。
だから、仲直りの第一歩は、
「ごめんね」
と言うことだけではありません。
自分の本当の気持ちに気づくことから始まる場合もあります。
夫婦喧嘩のあと、仲直りするための言葉
「自分から何と言えばいいのか分からない」
という人もいると思います。
そんなときは、難しい言葉を考えなくても大丈夫です。
例えば、
「さっきは言い過ぎた。ごめんね」
「まだ気持ちは整理できてないけど、ちゃんと話したいと思ってる」
「あなたを責めたいわけじゃなくて、私の気持ちを聞いてほしい」
「同じことで喧嘩するのを減らしたいと思ってる」
こんな一言から始めてもいいのです。
最初からすべて解決しようとしなくて大丈夫。
「話し合える状態に戻る」こと自体が、仲直りの第一歩です。
それでも仲直りできないときは?
何度話しても喧嘩になる。
相手が話し合いに応じてくれない。
自分もどうしていいのか分からない。
そんなときは、二人だけで解決しようとしすぎないことも大切です。
家庭裁判所には、離婚を前提とするものだけではなく、夫婦関係を円満に戻すための「夫婦関係調整調停(円満)」という手続きもあります。
もちろん、そこまで考える前に、夫婦カウンセリングなど第三者に話を聞いてもらう方法もあります。
なお、こちらのブログでも夫婦関係や子育てに関するお悩みを受け付けております。
相談は無料です。お気軽にご相談ください。
ただし、暴力や脅迫、強い威圧、DVがある場合は、「夫婦喧嘩」として無理に二人で話し合う必要はありません。
安全を最優先にして、第三者や専門機関に相談してください。政府広報でも、DVなどで安全・安心な話し合いが難しい場合は、無理に話し合わないよう案内しています。
夫婦喧嘩をなくすことより、大切なこと
夫婦喧嘩をすると、
「もう喧嘩なんてしたくない」
と思いますよね。
でも、夫婦が一緒に暮らしている以上、意見が違うことや、相手に腹が立つことを完全になくすのは難しいものです。
だから目指したいのは、
「喧嘩をしない夫婦」ではなく、「喧嘩をしても関係を修復できる夫婦」
なのではないでしょうか。
喧嘩のあとに、
「さっきはごめんね」
と言える。
「本当はこう思っていた」
と話せる。
「次はどうしたらいいかな?」
と一緒に考えられる。
そんな小さな積み重ねが、夫婦関係を少しずつ変えていきます。
まとめ|夫婦喧嘩が増えたときこそ、二人の関係を見直すタイミング
夫婦喧嘩が増え、なかなか仲直りできないときは、次の7つを考えてみましょう。
- 本当の喧嘩の原因は何なのか
- どちらが悪いかを決めようとしていないか
- 今すぐ仲直りしようとしていないか
- 謝ることを「負け」だと思っていないか
- 相手に「分かってほしい」だけになっていないか
- 喧嘩の原因が夫婦の仕組みにないか
- 自分が本当に望んでいることは何なのか
夫婦喧嘩が増えたことは、必ずしも「夫婦関係の終わり」を意味しません。
もしかすると、
「もっと分かり合いたい」
という気持ちが、お互いの中に残っているからこそ、ぶつかっているのかもしれません。
「もう無理かも」と結論を急ぐ前に、一度立ち止まってみてください。
喧嘩の奥にある自分の気持ちと、相手の気持ちに目を向けること。
そこから、夫婦関係を立て直す一歩が始まるかもしれません。
夫婦関係修復のために私が実践しているオススメの方法について紹介している記事はこちらです↓
参考にしてみてください。

あなたがあなたらしく生きられますように……
と、いうことで、
明日もまた、楽しく生きます!よろしく!!


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