「もう、この結婚生活を続けるのは無理かもしれない」
夫婦喧嘩が増えた。
会話がなくなった。
一緒にいても楽しくない。
相手を信頼できない。
何度話し合っても何も変わらない。
そんな状態が続くと、「離婚したほうがいいのかな?」と考えてしまうことがあります。
でも、離婚は人生に大きく関わる決断です。
勢いだけで決めるのではなく、
「本当に離婚したいのか」
「今の夫婦関係を修復する余地はあるのか」
「離婚した場合、自分とこどもの生活はどうなるのか」
を一度整理してみることが大切です。
この記事では、離婚を考えている人に向けて、離婚を決める前に考えたい7つのことを紹介します。
離婚したほうがいい夫婦とは?
まず、「離婚したほうがいい夫婦」に明確な基準があるわけではありません。
夫婦によって価値観も事情も違うからです。
ただし、次のような状態が長期間続いている場合は、結婚生活を続けることが自分や家族にとって本当に良いのか、真剣に考える必要があります。
- 暴力や暴言がある
- モラハラや精神的な支配がある
- 浮気や不倫を繰り返している
- 生活費を渡さないなど、お金で支配されている
- 相手と話し合うことができない
- お互いに修復する気持ちがない
- 一緒にいることで自分の心が壊れそうになっている
特に、暴力や脅迫、強い支配がある場合は、「夫婦関係を改善すること」よりも、まず自分とこどもの安全を優先してください。
離婚を決める前に考えたい7つのこと
「離婚したい」のか「今の生活から逃げたい」のか
「離婚したい」と思ったとき、一度考えてみてほしいことがあります。
それは、
「私は本当に結婚生活を終わらせたいのか?」
ということです。
夫婦喧嘩が続いていたり、相手に理解してもらえなかったりすると、「もう離婚したい」と思うのは自然なことです。
でも、その気持ちの奥には、
「もっと大切にしてほしい」
「話を聞いてほしい」
「夫婦として扱ってほしい」
「ひとりになりたい」
「今の苦しさから解放されたい」
という気持ちが隠れていることもあります。
離婚したいのではなく、
「今の苦しい状態を終わらせたい」
と思っているだけなのかもしれません。
まずは、自分が何に苦しんでいるのかを紙に書き出してみましょう。
夫婦関係を修復する努力を、お互いにしているか
夫婦関係が悪くなったとき、一人だけが頑張っても限界があります。
自分だけが、
「もっと話し合おう」
「相手に合わせよう」
「我慢しよう」
と努力しているのに、相手には改善する気持ちがない。
そんな状態が続けば、疲れてしまうのは当然です。
大切なのは、
「二人で関係を変えていこうとしているか」
ということ。
完璧に仲良くする必要はありません。
「話を聞いてみよう」
「怒鳴るのはやめよう」
「少しずつ会話を増やそう」
という小さな変化が、お互いにあるかどうかを見てみましょう。
相手への「嫌い」と「不満」を分けて考える
「夫が嫌い」
「妻が嫌い」
と思っていても、その中身をよく見ると、相手そのものが嫌いなのではなく、不満が積み重なっている場合があります。
例えば、
「家事をしてくれない」
「育児を任せきりにされる」
「話を聞いてくれない」
「仕事ばかり優先する」
「感謝してくれない」
などです。
こうした不満が積み重なると、相手の存在そのものが嫌になってしまうことがあります。
だからこそ、
「私は相手の何が嫌なのか?」
を具体的にしてみましょう。
具体的になれば、解決できる問題なのか、どうしても受け入れられない問題なのかが見えやすくなります。
離婚した後の生活を具体的に考える
「離婚したら楽になれる」
そう思うこともあるでしょう。
実際、離婚によって苦しい夫婦関係から解放される人もいます。
一方で、離婚後には生活の変化もあります。
例えば、
- 住む場所
- 仕事
- 収入
- こどもの学校
- 保育や預け先
- 養育費
- 財産分与
- 面会交流
- 公的な支援
- 周囲への説明
などです。
離婚するかどうかを決める前に、
「離婚したら私はどうやって生活していくのか?」
を具体的に考えてみましょう。
お金や住まいなどを整理しておくと、「離婚する・しない」を感情だけで判断しにくくなります。
事前準備のついて、詳細はこちらの記事をご参照ください↓

こどもにとって何が一番良いのかを考える
こどもがいる場合、離婚を決めるときに悩むのが、
「こどものために我慢して結婚生活を続けるべき?」
という問題です。
でも、
「離婚しない=こどもにとって幸せ」
とは限りません。
毎日のように夫婦喧嘩をしている。
家の中に怒鳴り声が響いている。
片方の親がいつも泣いている。
こどもが夫婦の顔色をうかがっている。
このような家庭環境が続くことも、こどもにとって大きな負担になることがあります。
一方で、離婚によって生活環境が大きく変わることにも負担があります。
だから、
「離婚するか、しないか」
だけではなく、
「こどもが安心して過ごせる環境はどちらなのか」
という視点で考えてみましょう。
お子さまの年齢によって考えるポイントが異なります。
詳細については↓記事をみてみてください。

離婚を決めるほどの問題が、一時的なものではないか
夫婦関係には、どうしても波があります。
仕事が忙しい時期。
育児が大変な時期。
お互いに余裕がない時期。
そんなときは、夫婦関係まで悪くなってしまうことがあります。
例えば、
「最近ずっと喧嘩している」
という場合でも、
「ここ数か月だけなのか」
「何年も続いているのか」
では意味が違います。
もちろん、暴力や脅迫など安全に関わる問題は別です。
それ以外の場合は、
「今だけ苦しいのか、それとも長い間ずっと苦しいのか」
を考えてみましょう。
離婚しない人生と、離婚する人生を両方想像してみる
最後におすすめしたいのが、
「離婚した場合」と「離婚しなかった場合」の両方を想像することです。
例えば、紙を2枚用意します。
離婚した場合
- 良くなること
- 不安なこと
- 大変になること
- 楽しみなこと
を書いてみます。
そして、
離婚しなかった場合
- 良くなる可能性
- 不安なこと
- 我慢すること
- 変えてほしいこと
を書きます。
こうすると、自分が本当に求めているものが見えてくることがあります。
「離婚したい」という気持ちの裏に、
「もっと自由に生きたい」
「安心できる家庭がほしい」
「自分らしく笑いたい」
という願いがあるのかもしれません。
「離婚したほうがいいのかな」と悩んだら、すぐに結論を出さなくてもいい
離婚を考えるほど苦しいときは、
「今すぐ答えを出さなきゃ」
と思ってしまうかもしれません。
でも、必ずしも急いで結論を出す必要はありません。
まずは、
自分が何に苦しんでいるのかを知ること。
そして、
これからどんな人生を送りたいのかを考えること。
それだけでも大きな一歩です。
「離婚するか、しないか」という二択だけで考えるのではなく、
「私はどう生きたいのか?」
というところから考えてみてもいいのです。
離婚を考えたときに、自分に問いかけたい7つの質問
最後に、もう一度まとめます。
- 私は本当に離婚したいのか、それとも今の苦しさから逃れたいのか?
- 夫婦関係を修復する努力を、お互いにしているか?
- 相手そのものが嫌なのか、それとも積み重なった不満が嫌なのか?
- 離婚した後の生活を具体的に考えているか?
- こどもにとって安心できる環境はどちらなのか?
- 今の問題は一時的なものなのか、長期間続いているのか?
- 離婚する人生と、離婚しない人生の両方を想像したか?
すべてに答えが出なくても大丈夫です。
ひとつずつ、自分の気持ちを整理してみてください。
おわりに
夫婦関係が苦しくなると、
「私がもっと我慢すればいいのかな」
「こどものために離婚しないほうがいいのかな」
「こんなことで離婚を考える私はおかしいのかな」
と、自分を責めてしまう人もいます。
でも、苦しいと感じている自分の気持ちを無視する必要はありません。

離婚することが正解とは限りません。
反対に、離婚しないことが正解とも限りません。
大切なのは、
「自分と家族が、これから安心して笑って暮らすにはどうしたらいいのか」
を考えることです。
もし今、誰にも話せずに悩んでいるなら、一人で抱え込まなくても大丈夫です。
このブログでは夫婦関係、離婚、再婚、こどものことなどに関するお悩みを受け付けております。
誰かに話すことで気持ちが整理できることもあります。
「こんなこと相談していいのかな」と思うような小さな悩みでも大丈夫。
あなたが自分を責める毎日から抜け出して、少しずつ自分らしく笑える毎日を取り戻せますように。
合わせてこちらの記事も参考にしてみてください↓

あなたがあなたらしく生きられますように……
と、いうことで、
明日もまた、楽しく生きます!よろしく!!


コメント