「どうして私ばかり頑張っているんだろう」
「これくらい言わなくても分かってほしい」
「夫なら、妻なら、もっとこうしてくれるはずなのに……」
夫婦で一緒に暮らしていると、相手への期待が大きくなってしまうことがあります。
そして、期待した通りにならないたびに、
「なんでやってくれないの?」
「どうして分かってくれないの?」
と、イライラしたり、悲しくなったり。
本当は仲良くしたいだけなのに、いつの間にか相手への不満ばかりが増えてしまうこともあります。
そんなときに考えたいのが、「夫婦だからといって、相手にすべてを期待しなくてもいい」ということです。
この記事では、夫(妻)に期待しすぎて疲れてしまったときに、心をラクにする考え方と、期待しすぎない夫婦関係を作る方法についてお話しします。
夫(妻)に期待すると疲れてしまうのはなぜ?
期待すること自体が悪いわけではありません。
大切な人だからこそ、
「分かってほしい」
「大切にしてほしい」
「協力してほしい」
と思うのは自然なことです。
ただ、期待が大きくなりすぎると、相手の行動が自分の思い通りにならなかったときに、強いストレスを感じるようになります。
例えば、
- 言わなくても家事をしてほしい
- こどものことをもっと考えてほしい
- 疲れているときは察してほしい
- 自分の気持ちを理解してほしい
- 記念日くらい大切にしてほしい
- もっと夫婦の時間を作ってほしい
- 自分を優先してほしい
こうした「~してほしい」が積み重なると、少しずつ心が疲れてしまいます。
そして、
「こんなに頑張っているのに、どうして相手は分かってくれないの?」
という不満につながっていくのです。
「期待しない」と「諦める」は違う
「夫(妻)に期待しないほうがいい」と聞くと、
「それって夫婦として冷たくない?」
「もう相手に何も求めないってこと?」
と思うかもしれません。
でも、期待しないことと、諦めることは同じではありません。
期待しすぎる
「言わなくても分かってくれるはず」
↓
分かってくれない
↓
「なんで分からないの?」
↓
イライラする
期待しすぎない
「相手には相手の考え方がある」
↓
必要なことは言葉で伝える
↓
できること・できないことを話し合う
↓
お互いに無理のない方法を探す
この違いです。
期待を手放すことは、相手を諦めることではありません。
むしろ、相手を自分の思い通りに動かそうとすることをやめて、現実的な夫婦関係を作っていくことでもあります。
期待しすぎない夫婦関係を作る5つの方法
「言わなくても分かる」を手放す
夫婦になると、長く一緒にいるからこそ、
「これくらい分かるよね」
と思ってしまいます。
でも、夫婦であっても別々の人間です。
育ってきた環境も違えば、考え方も違います。
「疲れているから手伝ってほしい」
と思っていても、相手は気づいていないかもしれません。
そんなときは、
「どうして分かってくれないの?」
と怒るより、
「今日は疲れているから、食器を洗ってもらえる?」
と具体的に伝えてみましょう。
察してもらうことを期待するより、必要なことを言葉にする。
これだけでも夫婦のすれ違いは減っていきます。
「普通はこうする」を見直す
「普通は夫がこれくらいやる」
「妻ならこれくらいして当然」
「こどものことは母親が考えるもの」
「仕事をしている夫は家事をしなくても仕方ない」
このような「普通」は、家庭によって違います。
自分にとっての普通が、相手にとっての普通とは限りません。
だからこそ、
「普通はこう」ではなく、「私たちはどうしたい?」
と考えてみることが大切です。
家事も育児も夫婦の時間も、お互いが納得できる形を探していけばいいのです。
相手にしてほしいことを具体的に伝える
「もっと優しくして」
「もっと協力して」
「ちゃんとして」
という言葉は、相手にとって具体的に何をすればいいのか分かりにくいことがあります。
例えば、
「もっと協力して」
ではなく、
「今日は私が夕食を作るから、食後の食器洗いをお願いできる?」
「もっとこどものことを考えて」
ではなく、
「明日の学校の準備を一緒に確認してほしい」
というように伝えてみます。
お願いを具体的にすることで、相手も行動しやすくなります。
「してくれないこと」ばかりを数えない
夫婦関係がうまくいかなくなってくると、相手の悪いところばかりが目につくことがあります。
「またやってない」
「いつも私ばかり」
「何もしてくれない」
そんなふうに思ってしまうこともあるでしょう。
でも、本当に「何もしていない」でしょうか。
ゴミを出してくれた。
仕事を頑張ってくれている。
こどもをお風呂に入れてくれた。
話を聞いてくれた。
当たり前になっている小さな行動の中にも、相手なりの愛情が隠れているかもしれません。
もちろん、不満を我慢する必要はありません。
ただ、
「してくれないこと」だけではなく「してくれていること」にも目を向ける。
それだけで、相手を見る目が少し変わることがあります。
自分の機嫌を相手に預けすぎない
「夫が優しくしてくれたら幸せ」
「妻が話を聞いてくれたら嬉しい」
という気持ちは自然です。
でも、自分の幸せや気分をすべて相手の行動に委ねてしまうと、相手次第で心が大きく揺れてしまいます。
相手が不機嫌なら、自分も不機嫌。
相手が話を聞いてくれなければ、一日中落ち込む。
相手が優しくしてくれたら、やっと安心する。
これでは、とても疲れてしまいます。
夫婦であっても、
「自分の心を自分で整える時間」
を持つことは大切です。
好きなことをする。
一人になる時間を作る。
友達と話す。
カフェでゆっくりする。
好きな映画を見る。
何でも構いません。
「夫(妻)がどうするか」と「私はどう過ごすか」を、少し分けて考えてみましょう。
期待してしまう自分を責めなくていい
ここまで読んで、
「私、夫に期待しすぎていたかも……」
と思った人もいるかもしれません。
でも、そんな自分を責めなくて大丈夫です。
期待するのは、それだけ相手に、
「自分のことを大切にしてほしい」
「分かり合いたい」
「一緒に幸せになりたい」
という気持ちがあるからです。
だから、
「期待しちゃダメ」
と自分を抑える必要はありません。
大切なのは、
「私は今、相手に何を期待しているんだろう?」
と、自分の気持ちに気づくことです。
そして、
「これは相手にお願いしたほうがいいこと?」
「それとも、自分で満たせること?」
と分けて考えてみましょう。
夫婦だからこそ「それぞれの人生」を大切にする
夫婦になると、何でも一緒にすることが良いと思ってしまうことがあります。
でも、夫婦だからといって、すべてを共有する必要はありません。
好きなことが違ってもいい。
一人の時間があってもいい。
友達付き合いが違ってもいい。
考え方が違ってもいい。
夫婦とは、何もかも同じになることではなく、
違う二人が、一緒に生きていく方法を探すこと
なのかもしれません。
相手を変えようとするより、
「この人はこういう人なんだ」
と理解する。
そして、自分も無理をしすぎない。
そんな距離感が、長く続く夫婦関係につながることがあります。
期待しすぎて疲れたときに考えたい3つの質問
夫(妻)にイライラしたときは、すぐに責めるのではなく、次の3つを自分に問いかけてみてください。
私は相手に何を期待している?
「もっと話を聞いてほしい」
「家事をしてほしい」
「大切にしてほしい」
まずは自分の本音を言葉にしてみます。
それは相手に伝えた?
伝えていないのなら、相手は知らない可能性があります。
「分かってほしい」ではなく、「伝える」ことを考えてみましょう。
相手が変わらなくても、私はどうしたい?
ここが一番大切です。
相手を変えることばかり考えるのではなく、
「私はどうすれば心穏やかに過ごせる?」
と考えてみます。
相手の行動はコントロールできません。
でも、自分の行動や選択は変えることができます。
「期待しない」のではなく「期待を分散させる」
夫婦に何も期待しない必要はありません。
むしろ、
一人の相手にすべてを満たしてもらおうとしないこと
が大切なのかもしれません。
話を聞いてほしいなら友達に話す。
趣味を楽しみたいなら趣味仲間と楽しむ。
一人でゆっくりしたいなら、一人の時間を作る。
そして、夫婦だからこそできることは夫婦で大切にする。
「夫(妻)だけが自分のすべて」にならないことが、結果的に夫婦をラクにすることもあります。
まとめ|夫婦に期待しすぎないことは、冷たくなることではない
夫(妻)に期待すると疲れてしまうのは、相手に対して「こうしてほしい」という気持ちが強くなりすぎているからかもしれません。
でも、期待すること自体が悪いわけではありません。
大切なのは、
- 「言わなくても分かる」を手放す
- 「普通はこう」を見直す
- してほしいことは具体的に伝える
- してくれないことだけを数えない
- 自分の機嫌を相手に預けすぎない
- 夫婦それぞれの時間を大切にする
ということ。
そして、
「相手が変われば幸せになれる」ではなく、「相手が変わらなくても、自分にできることはある」
と考えてみることです。
夫婦は、相手を思い通りに変える関係ではありません。
違う二人が、それぞれの自分らしさを大切にしながら、一緒に生きていく関係です。
期待しすぎて疲れてしまったら、少しだけ相手から心を離して、自分の心にも目を向けてみてください。
その小さな変化が、夫婦関係をラクにするきっかけになるかもしれません。
自分の心に目を向ける方法については↓の記事で紹介しています。

どうしても頑張りすぎてしまうあなたへ、こちらの記事をどうぞ↓


あなたがあなたらしく生きられますように……
と、いうことで、
明日もまた、楽しく生きます!よろしく!!


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