「結婚しているのに、誰かにときめいてしまう」
「夫(妻)以外の人と恋愛してみたいと思ってしまう」
「今の夫婦関係に大きな不満があるわけではないのに、なぜか恋愛がしたくなる」
そんな気持ちを抱くと、「自分はおかしいのかな」「夫(妻)を愛していないのかな」と、自分を責めてしまう人もいるかもしれません。
でも、恋愛したくなる気持ちが生まれたからといって、それだけで夫婦関係が終わっているとは限りません。
むしろ、その気持ちの奥には、今の夫婦関係や自分自身が抱えている「満たされていない何か」が隠れていることがあります。
この記事では、既婚なのに恋愛したくなるとき、夫婦関係にどんな変化が起きているのかを考えてみます。
既婚なのに恋愛したくなるのは、なぜ?
結婚すると、恋人同士だった頃とは関係性が変わっていきます。
仕事、家事、育児、親族との付き合い、生活費など、2人で協力して生活していくための役割が増えていきます。
いつの間にか、
「夫婦というより同居人みたい」
「会話は子どものことばかり」
「ありがとうと言われることがなくなった」
「異性として見られていない気がする」
という状態になることもあります。
一方で、誰かに優しくされたり、話を聞いてもらったり、女性・男性として扱ってもらったりすると、忘れていた感情が刺激されることがあります。
「私もまだ誰かを好きになれるんだ」
「異性として見てもらえるとうれしい」
「この人といると自分らしくいられる」
そんな気持ちから、恋愛したいと思うようになることもあります。
つまり、恋愛への気持ちが生まれたときは、単純に「他の人が好きになった」と考えるだけではなく、自分が何を求めているのかを見つめることが大切です。
夫婦関係に起きているかもしれない5つの変化
夫婦の会話が減っている
恋愛したくなるとき、夫婦の間で「気持ちを話す時間」が減っていないでしょうか。
会話があっても、
「夕飯どうする?」
「こどもの学校から連絡あったよ」
「明日早いから寝るね」
など、生活に必要な話ばかりになっていることがあります。
夫婦として一緒に暮らしていても、心の距離が少しずつ離れてしまうことはあります。
内閣府も、夫婦や家族間のコミュニケーションを良くすることを、家事・育児などへの参加を進めるために必要なことの一つとして挙げています。
「話しているのに、心の話はしていない」
そんな状態になっていないか、一度考えてみましょう。

「女」「男」ではなく「母」「父」「妻」「夫」になっている
結婚生活が長くなると、
「母親として」
「父親として」
「妻として」
「夫として」
という役割が大きくなります。
もちろん、家族のために役割を果たすことは大切です。
でも、その中で、
「私は一人の女性としてどうしたい?」
「僕は一人の男性としてどう生きたい?」
という気持ちを忘れてしまうことがあります。
誰かに異性として接してもらったときに、急に自分の中の「女性」「男性」の部分が目を覚ます。
それが「恋愛したい」という感情につながることもあります。
「大切にされている」と感じる機会が減っている
恋愛の初期には、
「かわいいね」
「会えてうれしい」
「もっと話したい」
「あなたのことを知りたい」
など、自分の存在そのものを肯定してもらう場面がたくさんあります。
一方、夫婦になると、相手がいてくれることが当たり前になりやすいものです。
家事をしても、
「ありがとう」
と言われない。
仕事を頑張っても、
「お疲れさま」
と言われない。
話をしても、
「それくらい普通でしょ」
と流される。
そんな積み重ねがあると、「誰かに大切にされたい」という気持ちが強くなることがあります。
夫婦の間に「寂しさ」がある
恋愛したい気持ちの奥に、実は「寂しい」という感情が隠れていることもあります。
「一緒に暮らしているのに孤独」
「家族はいるのに心を開ける相手がいない」
「自分の気持ちを分かってもらえない」
このような寂しさが続くと、その隙間を埋めてくれる誰かに惹かれることがあります。
だからこそ、
「私は本当にその人が好きなの?」
だけではなく、
「私は今、何が寂しいの?」
と考えてみることが大切です。

自分自身が変化している
恋愛したくなる理由が、必ずしも夫婦関係だけにあるとは限りません。
年齢を重ねたり、仕事を始めたり、環境が変わったりすることで、
「もっと自分らしく生きたい」
「人生を楽しみたい」
「もう一度ドキドキする恋愛をしてみたい」
という気持ちが生まれることがあります。
結婚したときの自分と、今の自分は同じではありません。
価値観も、人生で大切にしたいことも変わっていきます。
その変化の中で、今まで気づかなかった欲求が出てくることもあるのです。
「恋愛したい=夫婦関係が悪い」とは限らない
ここは大切なポイントです。
誰かにときめいたからといって、
「今の夫(妻)が嫌い」
「結婚生活を終わらせたい」
とは限りません。
夫(妻)への愛情がありながら、別の人に惹かれることもあります。
人の感情は、白黒だけではありません。
「夫は大切。でも、誰かに女性として見てもらいたい」
「妻を愛している。でも、刺激のある恋愛にも憧れる」
「家族は大切。でも、自分自身として誰かと向き合いたい」
そんな複雑な気持ちになることもあります。
ただし、気持ちと行動は別です。
誰かを好きになる気持ちそのものを責める必要はありません。
一方で、その気持ちをどう扱うかは、自分で考える必要があります。
恋愛したくなったときに考えてほしい5つの質問
「恋愛したい」と思ったとき、すぐに行動する前に、自分に問いかけてみましょう。
私は何を求めている?
ドキドキ?
優しさ?
安心感?
性的なつながり?
自分を認めてもらうこと?
話を聞いてもらうこと?
「恋愛」という言葉の中に、自分が求めているものを探してみます。
夫婦関係で我慢していることはない?
本当は寂しい。
本当はもっと話したい。
本当は大切にしてほしい。
本当は夫婦として出かけたい。
そんな気持ちを、ずっと我慢していないでしょうか。
その人が好きなのか、その人といるときの自分が好きなのか?
これは、とても大切な質問です。
相手そのものに惹かれているのか。
それとも、
「その人といると女性として扱ってもらえる」
「自信を持てる」
「自分らしくいられる」
という感覚に惹かれているのか。
少し立ち止まって考えてみましょう。
今の夫婦関係をどうしたい?
「修復したい」のか。
「このままでいい」のか。
「少し距離を取りたい」のか。
「いずれ離婚も考えたい」のか。
自分が本当はどうしたいのかを考えることも必要です。
恋愛した後、自分はどうなりたい?
恋愛の始まりだけではなく、その先も考えてみましょう。
今の生活はどうなる?
夫(妻)との関係は?
こどもへの影響は?
仕事は?
お金は?
自分の心は?
恋愛は始まった瞬間がゴールではありません。
その先にある生活まで考えることで、感情だけではなく、自分の人生として判断しやすくなります。
恋愛する前に「夫婦関係を見直す」という選択肢
もし、「本当は夫(妻)との関係を良くしたい」という気持ちが少しでもあるなら、恋愛に進む前に夫婦関係を見直してみるのも一つの方法です。
いきなり、
「私たちの夫婦関係ってどうなの?」
と話すのが難しい場合は、小さな会話から始めてみましょう。
「最近、ちゃんと話す時間なかったね」
「今度2人でご飯食べに行かない?」
「最近ちょっと寂しいと感じることがある」
など、自分の気持ちを責めるような言い方ではなく、「私はこう感じている」という形で伝えてみます。
内閣府男女共同参画局にも、夫婦が気持ちや家事・育児の分担などについて話し合うための「○○家作戦会議」というコミュニケーションツールがあります。
夫婦関係を変えるとき、いきなり大きな決断をする必要はありません。
まずは「今、私たちはどうなっているのか」を2人で確認することから始めてもいいのです。
そのためにも、意識してふたりじかんを設けてみましょう。
私自身も夫と仕事の休みを合わせてふたりじかんを作っています。

それでも夫婦関係を続けるのが苦しいなら
一方で、夫婦関係を見直そうとしても、
- 話し合いが成立しない
- 相手から無視される
- 暴言や威圧がある
- 暴力がある
- 自分の意思を尊重してもらえない
などの場合は、「夫婦仲を良くすること」だけを目標にしなくても構いません。
特にDVや暴力がある場合は、安全を最優先にしてください。
内閣府も、DVは身体的暴力だけではなく、精神的な暴力なども含まれるとして、相談窓口の利用を呼びかけています。
「自分がもっと我慢すればいい」と考えなくて大丈夫です。
既婚なのに恋愛したくなったときこそ、自分の心を見つめよう
既婚なのに誰かを好きになった。
恋愛したいと思った。
そんな自分を、
「最低だ」
「夫(妻)を裏切っている」
と責め続ける必要はありません。
人を好きになる気持ちは、完全にコントロールできるものではないからです。
大切なのは、その気持ちをきっかけに、
「私は今、何を求めているんだろう?」
と自分自身に問いかけること。
もしかすると、夫婦の会話が足りないのかもしれません。
もしかすると、大切にされている実感がなくなっているのかもしれません。
もしかすると、自分自身の人生をもう一度楽しみたいと思っているのかもしれません。
そして、もしかすると、今の結婚生活について真剣に考え直す時期に来ているのかもしれません。
恋愛したいという気持ちは、あなたを責めるためのものではなく、「今の自分の心は何を求めているのか」を知るサインなのかもしれません。
焦って答えを出さなくても大丈夫です。
まずは、自分の心の声を聞いてみることから始めてみませんか。

まとめ
既婚なのに恋愛したくなるとき、夫婦関係には次のような変化が隠れていることがあります。
- 夫婦の会話が減っている
- 「妻」「夫」「母」「父」という役割が大きくなっている
- 大切にされていると感じる機会が減っている
- 夫婦なのに寂しさを感じている
- 自分自身の価値観や人生観が変化している
「恋愛したい」という気持ちだけを見て、自分を責める必要はありません。
その気持ちの奥にある「本当はどうしたいのか」を見つけることで、これからの夫婦関係や自分自身の生き方を考えるきっかけにできます。
恋愛するか、しないかを決める前に、まず「私は何を求めているのか」を考えてみる。
それが、後悔しない選択につながる一歩になるかもしれません。
もしも「夫婦関係に不満がある」「夫婦仲を修復したい」と思ったら、
私がオススメする方法はこちらです。

あなたがあなたらしく生きられますように……
と、いうことで、
明日もまた、楽しく生きます!よろしく!!


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