「不倫関係になった相手と、いつか再婚したい」
「今の夫・妻と離婚して、不倫相手と一緒になりたい」
「不倫から始まった恋愛が、本当の結婚につながる確率はどのくらい?」
そんな疑問を持っている人もいるのではないでしょうか。
不倫関係から実際に離婚し、その相手と再婚するケースは存在します。
一方で、「不倫相手と再婚できる確率は○%」と断定できる日本の公的な統計はありません。
この記事では、不倫から再婚に至るケースについて、現在わかっているデータをもとに考えていきます。
不倫関係から再婚する確率は「何%」なの?
結論からいうと、不倫関係から不倫相手との再婚に至る確率を、日本の公的統計から正確に示すことはできません。
厚生労働省の人口動態統計では、「初婚」「再婚」の件数は公表されています。
2023年の婚姻では、夫婦のどちらか一方または両方が再婚となる婚姻が全体の約25%でした。
しかし、
- 不倫がきっかけで離婚した人
- 不倫相手と再婚した人
- 不倫関係から交際を続けて再婚した人
というところまで追跡した統計ではありません。
そのため、
「不倫から再婚する確率は○%」
と簡単に数字を出すのは適切ではありません。
海外の研究では「不倫相手とその後、交際する」ケースはある
海外の研究では、不倫関係がその後の恋愛関係につながるケースについて調査されています。
米国の研究では、不倫経験者495人を対象に、不倫相手とのその後の関係を調べたところ、11.1%が不倫相手とコミットした恋愛関係を始めたと報告されています。
ただし、ここで注意したいのは、
「恋愛関係になった」=「結婚した」ではない
ということです。
この研究結果をそのまま「不倫から結婚する確率」と考えることはできません。
また、これは米国の研究であり、日本人の不倫・離婚・再婚事情にそのまま当てはめることもできません。
不倫相手と再婚する人にはどんな特徴がある?
不倫関係から再婚に至るケースでは、単純に「好きだから」という気持ちだけではなく、いくつもの問題を乗り越える必要があります。
現在の結婚生活を本当に終わらせる覚悟がある
不倫相手と再婚したいと思っていても、
「今の夫婦関係をどうするのか」
を決めなければ先には進めません。
「夫婦関係がうまくいっていないから」
「もう愛情がないから」
という理由だけでなく、
不倫相手がいなかったとしても離婚したいのか
を考えてみることが大切です。
不倫相手との関係がなくなったとしても離婚したいのか。
ここは、一度立ち止まって考えておきたいポイントです。
不倫相手との関係が「恋愛」だけではなくなっている
不倫関係には、通常の恋愛とは違う特徴があります。
会える時間が限られていたり、日常生活をすべて共有していなかったりするため、
「会っているときはすごく楽しい」
「一緒にいると自分らしくいられる」
という感覚が強くなることがあります。
しかし、再婚すると状況は変わります。
一緒に暮らせば、
- お金
- 家事
- 仕事
- 生活習慣
- こどものこと
- 親族との関係
- 将来設計
など、現実的な問題が出てきます。
恋愛相手として好きなことと、生活を共にするパートナーとして相性がいいことは、必ずしも同じではありません。
「不倫相手と再婚したら幸せになれる?」という疑問
ここも気になるところですよね。
しかし、
「不倫から始まったから幸せになれない」
とも、
「本気で好きなら再婚すれば幸せになれる」
とも一概には言えません。
大切なのは、結婚後に二人がどのような関係を築けるかです。
特に考えておきたいのが「信頼」です。
不倫から始まった関係だからこそ「信頼」が重要になる
不倫相手と再婚した場合、
「また誰かを好きになってしまうのでは?」
「自分がされたことを、今度は自分がされるのでは?」
という不安が出てくることがあります。
実際、海外の研究でも、不倫は夫婦関係の解消と関連していることが報告されています。米国の離婚カップルを対象にした研究では、不倫をしていた配偶者は、離婚をより強く望んでいた側である傾向が示されています。
だからこそ、再婚を考えるなら、
「私たちはなぜ不倫という関係になったのか」
を振り返ることも大切です。
不倫相手との再婚を考えたら確認したい7つのこと
本当に今の結婚生活を終わらせたいのか
「不倫相手がいるから離婚したい」のか、
「不倫相手がいなくても、この結婚生活を終わらせたい」のか。
ここは分けて考えてみましょう。
不倫相手と現実の生活を想像できるか
恋愛中は見えにくかった部分も、結婚すると見えてきます。
「一緒に暮らしたらどうなる?」
と具体的に考えてみましょう。
お互いに不倫の原因を振り返っているか
「運命の人に出会った」
だけで終わらせるのではなく、
「なぜ私たちは不倫という関係になったのか」
を考えることも重要です。
再婚後の信頼関係をどう作るか
過去に配偶者を裏切った経験がある二人だからこそ、
「これからはどうやって信頼を築いていくのか」
を話し合っておく必要があります。
こどもへの影響を考えているか
こどもがいる場合は、二人の恋愛だけでなく、こどもの気持ちも考える必要があります。
離婚、親の再婚、生活環境の変化など、こどもにとって大きな変化になる可能性があります。
「自分たちが幸せになること」と「こどもの気持ちを大切にすること」を別々に考えず、両方について向き合うことが大切です。
周囲からの批判にどう向き合うか
不倫から始まった再婚の場合、
「不倫していた二人」
という目で見られることがあります。
家族や友人などから理解されない可能性もあります。
それでも二人で生活していく覚悟があるのか、考えておきたいところです。
「今の刺激」がなくなっても一緒にいたいか
不倫関係には、
「なかなか会えない」
「誰にも言えない」
「秘密を共有している」
という特殊な環境があります。
その環境がなくなっても、
普通の日常を一緒に過ごしたいと思えるか。
ここはとても大切です。
不倫相手との再婚で一番大切なのは「確率」ではない
「不倫相手と再婚できる確率は何%?」
と知りたくなる気持ちは自然です。
数字があれば、
「自分たちはうまくいくのか」
判断できるような気がするからです。
でも、実際には一人ひとり事情が違います。
不倫から再婚した人もいれば、そのまま別れてしまった人もいます。
そして、再婚できたからといって、その後の夫婦関係が必ずうまくいくわけでもありません。
反対に、最初は複雑な事情から始まったとしても、その後に二人で誠実に生活を築いていく夫婦もいるでしょう。
大切なのは、
「再婚できるか」だけではなく、「再婚したあと、どんな夫婦になりたいのか」
を考えることなのではないでしょうか。
まとめ|不倫から再婚する前に、自分の気持ちを整理しよう
不倫関係から再婚する確率について、日本で信頼できる公的統計は確認できません。
ただし、海外研究では、不倫相手との関係がその後のコミットした恋愛関係につながるケースは確認されています。
だからこそ、
「不倫だから絶対にうまくいかない」
「好きだから再婚すれば幸せになれる」
と決めつけるのではなく、
- 本当に今の結婚生活を終わらせたいのか
- 不倫相手と現実の生活を築けるのか
- お互いに信頼関係を作れるのか
- こどもの気持ちをどう考えるのか
- 再婚後も一緒にいたいと思えるのか
を、一つずつ考えてみることが大切です。
恋愛の答えは、単純な確率だけでは決められません。
「この人と結婚したい」だけではなく、「この人とどんな人生を作っていきたいのか」。
そこまで考えたとき、再婚について自分なりの答えが見えてくるのかもしれません。
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