「夫婦なのに、もう何年もセックスしていない」
「夫(妻)から求められなくなって寂しい」
「セックスレスが原因で夫婦仲まで悪くなってきた気がする」
そんな悩みを抱えていても、セックスのことは人に相談しにくいものです。
実際、2024年に行われた調査では、20~50代の既婚者4,000人のうち、68.2%が「セックスレス」または「ややセックスレス」と回答しています。つまり、決して珍しい悩みではありません。
また、セックスレスだからといって、必ずしも夫婦仲が悪いとは限りません。
大切なのは、「セックスをする・しない」だけで夫婦関係を判断するのではなく、お互いの気持ちをどう理解し、これからどんな夫婦関係を築いていくかを考えることです。
この記事では、セックスレスになる原因と、夫婦の距離を少しずつ近づけるためにできることを紹介します。
セックスレスとは?
一般的には、夫婦やパートナーとの間で性的な接触が長期間ない状態を「セックスレス」と呼びます。
ただし、「何か月なければセックスレス」と一律に決めることよりも、夫婦のどちらか、または両方が性生活について悩みを感じているかが大切です。
たとえば、
- セックスがなくてもお互いに満足している
- スキンシップはある
- 夫婦の会話も十分にある
という場合もあります。
一方で、
「私は求めているのに、相手に拒否される」
「触れ合いすらなくなって寂しい」
「自分はもう女性・男性として見てもらえない気がする」
と感じているのであれば、その気持ちは無視しないほうがいいでしょう。
セックスレス=離婚危機とは限らない
セックスレスになると、
「このまま夫婦としてやっていけるのかな?」
「もう愛されていないのかな?」
と不安になることがあります。
でも、セックスレスだからといって、必ずしも夫婦関係が破綻しているわけではありません。
ある調査では、セックスレス当事者のうち、男性56%、女性53%が「夫婦仲は良い」と回答しています。
つまり、
「セックスはないけれど夫婦仲は良い」
という夫婦も少なくありません。
問題なのは、セックスの回数そのものだけではなく、夫婦のどちらかが「寂しい」「つらい」「愛されていない」と感じているのに、その気持ちを言えないまま放置してしまうことです。
夫婦がセックスレスになる主な原因
セックスレスになる理由は、一つとは限りません。
仕事や育児で疲れている
仕事、家事、育児に追われていると、夫婦の時間そのものが減ってしまいます。
特にこどもが小さい時期は、
「一日中こどものことで精一杯」
「夜になったらもう何もしたくない」
という状態になりやすいもの。
愛情がなくなったのではなく、単純に心と身体に余裕がなくなっている場合もあります。
夫婦の会話が減っている
セックスレスの問題は、性生活だけの問題ではないことがあります。
普段から、
「今日どうだった?」
「疲れたね」
「ありがとう」
といった会話がなくなっていると、自然と心の距離も広がってしまいます。
実際、レス当事者を対象にした調査では、セックスレスについて「話し合ったことがない」と回答した人が男性66.6%、女性75.9%にのぼっています。
話したくても話せない。
これもセックスレスを長引かせる大きな要因の一つです。

出産や子育てをきっかけに関係が変わった
こどもが生まれると、夫婦から「パパとママ」という関係に変化します。
妊娠・出産をきっかけに性生活が変化する夫婦も少なくありません。
その後、
「いつの間にか夫婦ではなく、こどもの親という関係になっていた」
ということもあります。
自分の身体や性に自信がなくなった
年齢や出産、体型の変化などによって、
「こんな身体を見られたくない」
「もう女性として見てもらえない気がする」
と感じることもあります。
自分から距離を取ってしまうことで、さらに夫婦のスキンシップが減っていくこともあります。
過去の喧嘩や不満が積み重なっている
夫婦関係の中に、
「家事をしてくれない」
「育児を任せきりにされる」
「話を聞いてくれない」
などの不満が積み重なっていると、性的な親密さを求める気持ちになれないことがあります。
セックスレスを解決したいなら、性生活だけを見るのではなく、普段の夫婦関係を見直すことも大切です。
セックスレスの夫婦が関係を近づける5つの方法
まずは「セックス」以外の会話を増やす
いきなり、
「最近、セックスしてないよね」
と切り出すのは、ハードルが高いかもしれません。
まずは、
「今日仕事どうだった?」
「最近疲れてない?」
「一緒に映画でも見ない?」
など、日常的な会話から始めてみましょう。
会話が増えることで、少しずつ心の距離が近づいていくことがあります。
スキンシップを無理なく増やす
セックスだけがスキンシップではありません。
たとえば、
- 手をつなぐ
- 肩に触れる
- ハグをする
- 一緒にソファに座る
- 「おやすみ」と声をかける
など、小さな触れ合いから始めてもいいのです。
ただし、相手が嫌がっている場合は無理に触れないことも大切です。
夫婦だからといって、性的な接触を当然に求めていいわけではありません。
お互いの気持ちや同意を大切にすることが、関係を立て直すうえで重要です。
「責める」ではなく「自分の気持ち」を伝える
セックスレスについて話すとき、
「あなたは私のことを女として見てないよね」
「どうしてしてくれないの?」
という言い方になると、相手が責められていると感じてしまう可能性があります。
代わりに、
「最近、少し寂しいと感じている」
「もっと夫婦として近くに感じられたら嬉しい」
など、自分の気持ちを伝えてみましょう。
相手を変えようとするのではなく、まず自分の気持ちを伝えることから始めます。
性生活以外の不満を整理する
セックスレスの背景に、夫婦の別の問題が隠れていることがあります。
例えば、
「家事を私ばかりやっている」
「こどものことを相談できない」
「仕事の話をしても聞いてくれない」
「一緒にいてもスマホばかり見ている」
などです。
「なぜセックスがないのか」だけではなく、
「私は夫婦関係の何に寂しさを感じているのか?」
を考えてみましょう。
二人だけで解決しようとしすぎない
セックスレスは、とてもデリケートな問題です。
話し合おうとしても喧嘩になってしまう。
何度話しても解決しない。
自分ばかり悩んでいる気がする。
そんなときは、夫婦カウンセリングなど第三者のサポートを利用する方法もあります。
第三者が間に入ることで、感情的にならずにお互いの気持ちを整理できる場合があります。
なお、このブログでは夫婦関係や子育てに関するお悩みを受け付けております。
ご相談は無料です。秘密は厳守します。
お気軽にご相談ください。
セックスレスを解消することだけがゴールではない
ここは、とても大切なポイントです。
「セックスレスだから、必ず解消しなければいけない」
と考える必要はありません。
夫婦によって、心地よい距離感は違います。
大切なのは、
二人が今の関係についてどう感じているのか。
そして、
これからどんな夫婦でいたいのか。
を考えることです。
夫婦のどちらかだけが我慢している状態では、関係を続けることが苦しくなってしまいます。
「したい」「したくない」という気持ちが違う場合も、まずはその違いを知ることから始めてみましょう。
セックスレスで寂しいと感じたあなたへ
セックスレスになると、
「私はもう愛されていないのかな」
「夫婦なのに寂しい」
「このまま一生この状態なのかな」
と悩んでしまうかもしれません。
でも、あなたが寂しいと感じることは、決してわがままではありません。
一方で、相手がセックスをしたくないと感じることも、その人の気持ちです。
だからこそ、
「する・しない」
だけで相手を責めるのではなく、
「私たちは、これからどんな夫婦関係を築いていきたい?」
と考えてみてください。
セックスレスの問題をきっかけに、今まで話せなかったことを話せるようになることもあります。
夫婦関係を立て直す第一歩は、必ずしもベッドの上ではありません。
「最近、ちゃんと話してなかったね」
その一言から始まることもあるのです。
まとめ
セックスレスは、決して珍しい夫婦の悩みではありません。
そして、セックスレスだからといって、必ずしも夫婦仲が悪いわけでもありません。
大切なのは、
- セックスレスを一人で抱え込まない
- 相手を責めずに自分の気持ちを伝える
- セックス以外の会話を増やす
- 日常のスキンシップを見直す
- 夫婦関係にある不満を整理する
- 必要なら第三者に相談する
ということ。
「もう一度、夫婦として心が近づきたい」
そう思ったときが、関係を見直すタイミングなのかもしれません。
内閣府は、夫婦が気持ちや家事・育児について話し合うための「○○家作戦会議」というコミュニケーションツールを紹介しています。
こういったツールを活用し、夫婦で話し合う機会を設けることも解決方法のひとつです。
ぜひお試しください。
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あなたがあなたらしく生きられますように。
と、いうことで、
明日もまた、楽しく生きます!よろしく!!


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