「結婚しているのに、別の人を好きになってしまった」
「夫(妻)がいるのに、あの人のことが頭から離れない」
「こんな気持ちを持つ自分は、最低なんじゃないか……」
そんなふうに、自分の気持ちを責めていませんか?
既婚者である以上、パートナー以外の人に惹かれることには、さまざまな葛藤が生まれます。
嬉しいはずの「好き」という気持ちが、罪悪感や不安、苦しさにつながってしまうこともありますよね。
でも、まず知っておきたいのは、「誰かを好きになった」という感情と、「その感情をどう行動に移すか」は別のものだということです。
この記事では、既婚なのに人を好きになってしまったとき、自分を責めすぎずに気持ちを整理する方法について考えていきます。
既婚なのに人を好きになるのは、そんなにおかしいこと?
「結婚したら、パートナー以外の人を好きになってはいけない」
そう考える人は多いでしょう。
もちろん、結婚生活にはパートナーとの信頼関係があります。
だからこそ、別の人に恋愛感情を抱くと、
- パートナーに申し訳ない
- 家族を裏切っている気がする
- この気持ちは消さなければいけない
- 自分はおかしいのではないか
と、自分を責めてしまうことがあります。
でも、人の感情は「結婚したから、これからは誰にも惹かれません」とスイッチを切れるものではありません。
誰かと話していて「素敵だな」と感じたり、自分を理解してくれる人に心が動いたり、思いがけず誰かを特別に感じたりすることはあります。
大切なのは、「好きになった」という事実だけで自分を悪者にしないことです。
感情は自然に生まれることがあります。
一方で、その後どうするかは、自分で考えて選ぶことができます。
「好き」という気持ちを、まず否定しない
苦しいときほど、
「こんな気持ちは消さなきゃ」
「考えてはいけない」
「好きになった自分が悪い」
と、感情を無理やり押さえ込もうとしてしまいます。
でも、気持ちを否定すればするほど、かえってその人のことを考えてしまうこともあります。
そこで、まずは心の中でこう言ってみてください。
「私は今、この人のことが好きなんだ」
それだけで十分です。
「好きだからどうするか」は、その後に考えればいいのです。
感情を認めることは、浮気や不倫を肯定することではありません。
自分の心の中で起きていることを、冷静に把握するための第一歩です。
まず整理したい5つのこと
「好き」という気持ちだけを考えていると、どんどん苦しくなってしまいます。
そんなときは、次の5つを書き出してみましょう。
その人の「何」に惹かれたのか
まずは、具体的に考えてみます。
- 優しくしてくれる
- 話を聞いてくれる
- 自分を認めてくれる
- 一緒にいると安心する
- 仕事ができる
- 尊敬できる
- 一緒にいると楽しい
- 自分を女性・男性として見てくれる
あなたは、その人のどんなところに惹かれたのでしょうか。
ここを掘り下げると、単純に「その人が好き」というだけではなく、自分が何を求めているのかが見えてくることがあります。
その人といるときの「自分」が好きなのでは?
恋愛感情を抱いた相手そのものではなく、
「その人といるときの自分」
に惹かれている場合もあります。
例えば、
「妻としてではなく、一人の女性として見てもらえる」
「母親ではなく、自分自身として話を聞いてもらえる」
「夫としてではなく、一人の男性として認めてもらえる」
そんな経験が、心を大きく動かしているのかもしれません。
もしそうなら、
「私は本当は、もっと自分らしくいたかったのでは?」
と、自分自身について考えてみることも大切です。
今の夫婦関係に不満はない?
ここは少し勇気が必要なところです。
その人を好きになったことで、初めて今の夫婦関係にある問題に気づくこともあります。
例えば、
- 会話がほとんどない
- 感謝されない
- スキンシップがない
- 異性として見てもらえない
- 一緒にいても寂しい
- 自分ばかり我慢している
- 夫婦として心が通じていない
などです。
もちろん、夫婦関係に問題があるから他の人を好きになる、と単純に決めつけることはできません。
ただ、「なぜ今、この人に惹かれたのだろう?」と考えることで、自分でも気づいていなかった心の寂しさが見えてくることがあります。
一度立ち止まって考えた際に、もしも今の夫婦関係に何かしらの不安がある、最近夫婦の会話が減ったなどの現状がある場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。


本当にその人が好き?それとも「満たされない何か」がある?
ここも大切なポイントです。
例えば、
「誰かに必要とされたい」
「愛されていると感じたい」
「女性として見てほしい」
「男性として認められたい」
「毎日の生活から少し離れたい」
という気持ちが、その人への恋愛感情と結びついていることがあります。
だから、
「私はこの人が好き」
だけではなく、
「私はこの人を通して、何を求めているんだろう?」
と考えてみましょう。
答えが「愛情」なのか、「安心」なのか、「刺激」なのか、「承認」なのか。
そこが分かるだけでも、気持ちは少し整理しやすくなります。
この先、自分はどうなりたい?
最終的には、ここを考える必要があります。
「好き」という気持ちがあることと、
「その人と恋愛関係になりたい」
ということは、必ずしも同じではありません。
例えば、
「気持ちはあるけれど、家庭を壊したくない」
「今の夫婦関係をもう一度見直したい」
「自分の気持ちを整理するまで距離を置きたい」
「夫婦関係そのものについて考え直したい」
など、人によって答えは違います。
大切なのは、誰かの正解ではなく、自分がこれからどんな人生を送りたいのかを考えることです。
「好きな人を忘れなきゃ」と焦らなくてもいい
好きになった人を忘れようとすると、余計に考えてしまうことがあります。
「絶対に忘れる」
「もう考えない」
と無理に決めなくても大丈夫です。
それより、
「今、私はこの人に惹かれている」
「でも、私はどう生きたいのかを考えている」
と、自分の気持ちと少し距離を取って眺めてみましょう。
感情に振り回されるのではなく、感情を持っている自分を客観的に見ることがポイントです。
既婚者だからこそ「行動する前」に考えたいこと
気持ちを整理するうえで、もう一つ大切なのが「行動」です。
好きな気持ちがあるからといって、すぐに相手へ気持ちを伝えたり、二人きりで会う時間を増やしたりすると、状況が大きく変わる可能性があります。
特に、
- LINEやDMを頻繁にする
- 二人きりで会う
- 家族に隠れて連絡を取る
- 配偶者には言えない関係になる
- 「友達だから」と自分に言い聞かせながら距離を縮める
といった行動は、気持ちをさらに強くしてしまうことがあります。
だからこそ、気持ちが大きくなっているときほど、
「私は本当にこの先まで進みたいのか?」
と一度立ち止まることが大切です。
今の夫婦関係を見直してみる
もし「今の結婚生活に寂しさがある」と感じるなら、その気持ちを放置しないことも大切です。
いきなり、
「実は好きな人がいる」
と配偶者に伝える必要があるとは限りません。
まずは、
「最近、夫婦で話す時間が少ないね」
「もっと一緒に過ごす時間がほしい」
「私は少し寂しいと感じている」
など、自分自身の気持ちから話してみる方法もあります。
夫婦関係を改善するためには、相手を責めるのではなく、自分がどう感じているのかを伝えることが一つの方法になります。
それでも気持ちが整理できないときは
一人で考えていると、
「家庭を取るべき?」
「好きな人を選ぶべき?」
「このまま結婚生活を続けるべき?」
と、どんどん答えを急いでしまうことがあります。
でも、必ずしも今すぐ答えを出す必要はありません。
信頼できる人に話したり、カウンセリングなど第三者に相談したりすることで、自分の気持ちを整理できる場合があります。
厚生労働省も、カウンセリングについて「話をしっかり聞いてもらうことで、問題点が整理できたり、解決への糸口が見つかったりする」と説明しています。
「誰にも言えない」という悩みだからこそ、安心して話せる場所を持つことは大切です。
また、強い不安や落ち込み、不眠などが続いて日常生活に影響している場合は、一人で抱え込まず専門家への相談も検討しましょう。厚生労働省では電話・SNSなど複数の相談窓口を案内しています。
なお、このブログでも夫婦関係や離婚、再婚、子育てなどに関するお悩みを受け付けております。
相談は無料、秘密は厳守します。
お気軽にご相談ください。
「好きになった自分」を責めすぎないで
既婚なのに人を好きになってしまうと、
「私は最低だ」
「家族を裏切っている」
「こんな自分は嫌い」
と、自分自身を責めてしまうことがあります。
でも、感情が生まれたことだけで、あなたのすべてが否定されるわけではありません。
大切なのは、
その気持ちに気づいたあと、どうするか。
そして、
自分はどんな人生を生きたいのか。
を考えることです。
好きという気持ちを無理やり消そうとするのではなく、
「なぜ私はこの人に惹かれたんだろう?」
「今の私は何を求めているんだろう?」
「今の夫婦関係で、足りないものは何だろう?」
「これから私はどうなりたいんだろう?」
と、一つずつ自分に問いかけてみてください。
もしかすると、その恋心は「誰かを選ぶため」のものではなく、自分自身が本当に求めているものに気づくきっかけなのかもしれません。
焦って答えを出さなくても大丈夫。
今はまず、自分の心に向き合うところから始めてみましょう。
まとめ|「好きになってしまった」からこそ、自分の気持ちと向き合おう
既婚なのに人を好きになってしまうと、嬉しさよりも罪悪感や苦しさを感じることがあります。
そんなときは、
- 好きになったという感情そのものを責めない
- その人のどこに惹かれたのか考える
- その人といるときの「自分」に注目する
- 今の夫婦関係を見つめ直す
- 自分が本当に求めているものを考える
- 行動する前に一度立ち止まる
- 必要なら第三者に相談する
ことから始めてみましょう。
「好き」という感情は、すぐに消せるものではありません。
だからこそ、無理に消そうとするのではなく、その気持ちが自分に何を教えてくれているのかを考えてみる。
それが、苦しい気持ちを整理する第一歩になるかもしれません。
合わせて、こちらも参考にしてみてください↓

自分の気持ちと向き合って、もし、恋愛から再婚を考えるのであれば
こちらの記事も参考にしてみてください。

あなたがあなたらしく生きられますように……
と、いうことで、
明日もまた、楽しく生きます!よろしく!!


コメント