「障害のあるこどもを育てるだけでも大変なのに、ひとり親だから全部自分でやらなければならない……」
そんなふうに感じていませんか?
療育や通院、学校とのやり取り、こどもの身の回りのお世話。
そこに仕事や家事、生活費のことまで重なると、心も体も休まる時間がなくなってしまいます。
「私が頑張らなきゃ」
「こどものために弱音を吐いてはいけない」
そう思って頑張り続けている人もいるかもしれません。
でも、ひとり親だからといって、すべてを一人で抱え込む必要はありません。
この記事では、シンママで障害児を育てることに疲れてしまったときに、少しでも負担を減らすために考えたいことを紹介します。
シンママで障害児を育てるのが大変なのは、あなたが弱いからではない
まず知っておいてほしいのは、
「もう無理」「疲れた」と感じることは、決してあなたが弱いからではない
ということです。
障害のあるこどもの子育てでは、一般的な子育てとは違った悩みや負担が生じることがあります。
たとえば、
- 療育や通院の付き添い
- 学校や支援機関との連絡
- こどもの特性に合わせた対応
- 将来への不安
- 周囲から理解されないつらさ
- 仕事との両立
- 家事との両立
- きょうだい児への配慮
- 経済的な不安
などです。
さらに、ひとり親の場合は、これらを相談したり分担したりできる相手が身近にいないこともあります。
一人で抱えるものが多ければ、疲れてしまうのは当然です。
「もっと頑張らなきゃ」と自分を責める前に、
「私は今、それだけたくさんのことを抱えているんだ」
と気づいてあげてください。
「全部自分でやる」をやめてもいい
ひとり親になると、
「私しかいないから、私がやるしかない」
と思ってしまいがちです。
もちろん、こどもの生活を支える責任はあります。
でも、
「責任を持つこと」と「全部一人でやること」は同じではありません。
たとえば、
家事を減らす。
誰かにこどもを見てもらう。
行政や支援サービスを利用する。
学校や療育機関に相談する。
家族や友人に話を聞いてもらう。
こうしたことも、こどもを守るための大切な方法です。
まずは「困っていること」を細かく分けてみる
「子育てが大変」と考えると、問題が大きすぎて何から手をつければいいのかわからなくなります。
そこで、困っていることを細かく分けてみましょう。
たとえば、
こどものこと
- 癇癪への対応が大変
- 学校に行きたがらない
- 睡眠に問題がある
- 食事に時間がかかる
- 身の回りのことに手がかかる
仕事のこと
- 通院や療育で休みが多くなる
- 急な呼び出しがある
- フルタイムで働くのが難しい
- 職場に理解してもらえない
お金のこと
- 生活費が足りない
- 医療費が心配
- 将来のお金が不安
- ひとり親として利用できる制度がわからない
自分自身のこと
- とにかく疲れている
- 一人になる時間がない
- 誰にも弱音を吐けない
- 将来が不安
- イライラしてしまう自分が嫌になる
このように分けるだけでも、
「私は全部が大変なんじゃなくて、特に仕事とこどもの通院が負担なんだ」
というように、問題が見えやすくなります。
一人で抱え込まないために利用したい「人」
困ったときには、誰かに頼っていいんです。
身近な人だけではなく、専門機関に相談するという方法もあります。
家族や友人
信頼できる家族や友人がいるなら、
「少し話を聞いてほしい」
「今日はこどもを見ていてほしい」
など、具体的にお願いしてみるのも一つの方法です。
「助けて」と言うのが苦手な人は、
「今ちょっと余裕がない」
と伝えるだけでも構いません。
学校や園
こどものことで困っているなら、学校や園の先生に相談してみましょう。
家庭だけで解決しようとせず、
「最近こういうことで困っています」
と伝えることで、対応方法を一緒に考えてもらえる場合があります。
療育・医療・相談機関
こどもの発達や生活について悩んでいる場合は、療育機関や医療機関、地域の相談窓口などに相談することもできます。
「こんなことを相談していいのかな?」
と思うような小さな悩みでも、話してみることで解決の糸口が見つかることがあります。
行政の支援制度も「使えるものは使う」
ひとり親家庭や障害のあるこどもを育てている家庭には、自治体や制度によってさまざまな支援があります。
たとえば、
- ひとり親家庭向けの支援
- 児童扶養手当
- 障害児に関する手当
- 医療費助成
- 障害福祉サービス
- 相談支援
- 放課後等デイサービス
- ファミリー・サポート・センター
- 就労支援
などです。
ただし、利用できる制度や条件は自治体やこどもの状況によって異なります。
「制度がよくわからないから利用していない」という場合は、市区町村の窓口や相談支援機関に、
「シングルで障害のあるこどもを育てています。利用できる支援を教えてください」
と、そのまま相談してみてもいいでしょう。
自分で一つひとつ制度を探すより、相談窓口で聞いたほうが早いこともあります。
「ちゃんとした母親」でいようとしすぎない
障害のあるこどもを育てていると、
「私がもっとしっかりしなきゃ」
と思ってしまうことがあります。
療育も頑張らなきゃ。
学校のこともちゃんとしなきゃ。
栄養のある食事を作らなきゃ。
仕事もしなきゃ。
家もきれいにしなきゃ。
でも、全部を完璧にする必要はありません。
今日は惣菜でもいい。
掃除をしなくてもいい。
こどもと一緒にテレビを見て終わる日があってもいい。
家事を後回しにして、自分が休む日があってもいい。
こどもにとって必要なのは、何でも完璧にできるお母さんではありません。
お母さんが少しでも笑顔でいられることも、こどもにとって大切なことです。
「こどものために頑張る」だけではなく「自分のために休む」
こどものためなら頑張れる。
そう思っている人も多いでしょう。
でも、ずっと頑張り続けていたら、いつか心も体も限界を迎えてしまいます。
だから、
「自分のために休む」ことも必要です。
こどもを誰かに預けて休む。
一人で買い物に行く。
好きなものを食べる。
何もせずに寝る。
友達と話す。
映画を見る。
ほんの少しでも構いません。
「母親なのに自分の時間を持っていいの?」
と思わなくて大丈夫です。
あなたも一人の人間です。
休む時間があっていいんです。
「つらい」と言える場所をつくる
一番大切なのは、
つらいときに「つらい」と言える場所を持つこと
かもしれません。
家族には心配をかけたくない。
友達には愚痴ばかり言えない。
職場では家庭の事情を話しにくい。
そんなときは、第三者に話すという方法もあります。
話したからといって、すぐに問題が解決するとは限りません。
でも、
「私、こんなに頑張っていたんだ」
と自分の気持ちに気づくことがあります。
誰かに話すだけで、少し心が軽くなることもあります。
「一人で育てる」と「一人で抱える」は違う
ひとり親になると、
「私一人でこどもを育てなければ」
と考えてしまうことがあります。
でも、
一人で暮らしていても、一人で抱え込む必要はありません。
学校。
療育。
医療。
行政。
友人。
家族。
地域。
相談機関。
いろいろな人や制度を頼っていいのです。
むしろ、頼れるものを上手に利用することは、こどもとの生活を長く続けていくためにも大切なことです
それでも「もう限界」と感じたら
もし、
「毎日つらい」
「何もする気になれない」
「誰にも相談できない」
「自分一人ではどうにもならない」
と感じているなら、できるだけ早く誰かに相談してください。
身近な人でも、学校でも、自治体の相談窓口でも構いません。
緊急性がある場合は、地域の相談窓口や医療機関など、専門的な支援につながることも大切です。
「もっと頑張ってから相談しよう」
ではなく、
「今つらいから相談する」
でいいのです。
なお、このブログでは夫婦関係や離婚、再婚、子育てに関するお悩みを受け付けております。
「誰かに話を聞いてほしい」
「どうしたらいいかわからない」
そんなときは、お気軽にご相談ください。
相談は無料です。愚痴や独り言も大歓迎です。
まとめ|一人で頑張り続けなくていい
シンママで障害のあるこどもを育てていると、
「私が頑張らなきゃ」
「私しかいない」
と、自分ですべてを背負ってしまうことがあります。
でも、あなたが一人で全部を背負う必要はありません。
大切なのは、
- 困っていることを細かく分ける
- 家族や友人に頼る
- 学校や療育機関に相談する
- 行政の支援制度を調べる
- 家事や育児の「完璧」を手放す
- 自分が休む時間をつくる
- つらい気持ちを誰かに話す
ことです。
そして、忘れないでください。
あなたが疲れているのは、頑張っていないからではありません。
たくさんのことを抱えながら、毎日こどもと向き合っているからこそ、疲れるのです。
「一人で頑張る」から、
「助けてもらいながら、一緒に育てていく」
という考え方に変えてもいい。
自分を責める毎日から、少しずつでも自分らしく笑える毎日へ。
そのために、誰かの力を借りることを遠慮しないでください。

あなたがあなたらしく生きられますように……
と、いうことで、
明日もまた、楽しく生きます!よろしく!!

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